暁月凛『コノ手デ』

(そうじゃないもとめるものはつよくこのてでつかもう)

そうじゃない　求めるものは 強くこの手で掴もう

(ないたってかわらないならわらってもおなじそうおもっていた)

泣いたって変わらないなら 笑っても同じ　そう思っていた

(だいじなものがまもれないのはよわいぼくのせいそうおもっていた)

大事なものが守れないのは 弱い僕のせい　そう思っていた

(どうして？いまここにぼくがいるりゆうは)

どうして？ いま　ここに僕がいる理由は

(だれがわからなくてもいいそうきみがいれば)

誰が解らなくてもいい そう　君がいれば

(みさかいなくもえるほのおぐんしゅうがゆびをさす)

見境なく燃える焔 群衆が指をさす

(ぼくはきっとつよくなってだれだってまもりぬく)

僕はきっと強くなって 誰だって守り抜く

(あいしたいひとをおもいやみをこのてではらおう)

愛したい人を想い 闇をこの手で払おう

(とまることおそれすすめばかなしみさえもわすれられた)

止まること恐れ進めば 悲しみさえも忘れられた

(たたかうのならまけたりしないすくわれるよりすくいたかった)

「戦うのなら負けたりしない」 救われるより救いたかった

(なにがほしい？それはきっとじぶんじしん)

―何が欲しい？― ―それはきっと”自分自身”―

(だれがゆるさなくてもいいそうぼくはぼくだ)

誰が許さなくてもいい そう　僕は僕だ

(しるすべなくなげくよりもいっしゅんでかけあがろう)

知る術無く嘆くよりも 一瞬で駆け上がろう

(おいかぜをみかたにつけだれよりかがやくよ)

追い風を味方につけ 誰より輝くよ

(あいしたいひとをおもいゆめをこのてでつかもう)

愛したい人を想い 夢をこの手で掴もう

(たとえこのそらのはてがぎまんにみちていても)

例えこの空の果てが 欺瞞に満ちていても

(すすむときめたんだちかおうこのこころに)

進むと決めたんだ 誓おう　この心に

(みさかいなくもえるほのおぐんしゅうがゆびをさす)

見境なく燃える焔 群衆が指をさす

(ぼくはきっとつよくなってだれだってまもりぬく)

僕はきっと強くなって 誰だって守り抜く

(まだきっとみかんせいですべてがつたないけど)

まだきっと未完成で 全てが拙いけど

(おいかぜをみかたにつけだれよりかがやくよ)

追い風を味方につけ 誰より輝くよ

(あいしたいひとをおもいゆめをこのてでつかもうさあこのてでつかもう)

愛したい人を想い　夢をこの手で掴もう さあこの手で掴もう