【意味怖】地縛霊 *概要欄に解説
主人公の男は、濡れた(塩を含んだ)手でコンセントに触れた際に
感電死している。
部屋が真っ暗になったのは、意識が飛んだから。
また、一時的に幽霊が出なくなったのは、主人公をあの世に引き込んだ為、
元々いた霊は成仏したから。
再度出てきた幽霊の正体は、主人公の男の部屋を新たに契約した住人。
近所の人が言っていた幽霊の目撃情報が違うのは、
地縛霊が入れ替わっているから…。
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問題文
(がくせいってさおかねがないもんでしょ)
学生ってさ、お金が無いもんでしょ?
(いくらおやにしおくりしてもらってるといってもけっこうせいかつがかつかつなんだよね)
いくら親に仕送りしてもらってると言っても、結構生活がカツカツなんだよね。
(まあばいとでもすればいいんだろうけどやっぱめんどうくさいし)
まあ、バイトでもすればいいんだろうけど、やっぱ面倒くさいし。
(となればやることはひとつしゅっぴをけいげんすることのみ)
となれば、やることは一つ、出費を軽減することのみ。
(そこでおもいついたのがやちんがげきやすなぶっけんにひっこすこと)
そこで思いついたのが、家賃が激安な物件に引っ越すこと。
(ぐうぜんびっくりするくらいやすいぶっけんをみつけた)
偶然、びっくりするくらい安い物件を見つけた。
(まえのところとくらべて2まんえんもやすいんだよ)
前のところと比べて、2万円も安いんだよ。
(がくせいのみぶんからするとつき2まんえんもうくのはかなりうれしい)
学生の身分からすると、月2万円も浮くのはかなり嬉しい。
(だけどさそういうところってあれなんだよね)
だけどさ、そういうところって、アレなんだよね。
(そうじこぶっけん)
そう、事故物件。
(おれがかりたへやはかなりやばいらしくてなんにんもなくなっているらしい)
俺が借りた部屋は、かなりヤバいらしくて、何人も亡くなっているらしい。
(でもさゆうれいなんてけっきょくはきのもちようでしょ)
でもさ、幽霊なんて、結局は気の持ちようでしょ?
(きにしなければいいんだからさ)
気にしなければいいんだからさ。
(それにきんじょのひとにきいたところへやにでるゆうれいがすむひとによってちがうらしい)
それに近所の人に聞いたところ、部屋に出る幽霊が住む人によって違うらしい。
(あるひとはかみのながいわかいおんなっていっててそのあとはちゅうねんのおとこつぎはこども)
ある人は、髪の長い若い女って言ってて、その後は中年の男、次は子ども。
(うーんこれはもううそいがいないでしょ)
うーん、これはもう、嘘以外無いでしょ。
(そんなにころころかわるわけないじゃん)
そんなにコロコロ変わるわけないじゃん。
(ってことでおれはきにせずにせいかつしてたってわけ)
ってことで、俺は気にせずに生活してたってわけ。
(まあそりゃときどきへんなおとがしたりもののばところがかわってたりしたけど)
まあ、そりゃ、時々変な音がしたり、物の場所が変わってたりしたけど…。
(べつにものすごいへいがいがあるわけではないしむししていた)
別に物凄い弊害があるわけではないし、無視していた。
(でも、それがだんだん、むしできなくなっていた。)
でも、それが段々、無視できなくなっていた。
(ねむれないていのおとがなったり、ものがなくなったりおぼえのないものがでてきたり)
眠れない程の音が鳴ったり、物が無くなったり、覚えのない物が出てきたり。
(ねているときにうえからものがおちてきたひにはしょうじきしぬかとおもった)
寝ている時に、上から物が落ちてきた日には、正直死ぬかと思った。
(ともだちのしりあいにれいのうりょくしゃがいるというのでかくやすでみてもらった)
友達の知り合いに霊能力者がいると言うので、格安で見てもらった。
(そしたらやっぱりじばくれいがいるんだって)
そしたらやっぱり、地縛霊がいるんだって。
(だれかをみがわりにするまでそのばにしばられてじょうぶつできないらしい)
誰かを身代わりにするまで、その場に縛られて成仏できないらしい。
(だからこのへやにすんでるおれをあっちにさそおうとしてるってはなし)
だから、この部屋に住んでる俺を、あっちに誘おうとしてるって話。
(さすがにやすいりょうきんじゃじょれいまではしてくれなかった)
さすがに安い料金じゃ、除霊まではしてくれなかった。
(だがれいからみをまもるほうほうはおしえてもらえた)
だが、霊から身を守る方法は教えてもらえた。
(それをすればしばらくはだいじょうぶだからそのあいだにあたらしいへやをさがしなさいって)
それをすればしばらくは大丈夫だから、その間に新しい部屋を探しなさいって。
(でもさそれをやればだいじょうぶならひっこすひつようはないんじゃね)
でもさ、それをやれば大丈夫なら、引っ越す必要はないんじゃね?
(とにかくおれはそのよるさっそくそのほうほうをやってみることにした)
とにかく、俺はその夜、さっそくその方法をやってみることにした。
(まずはからだをきよめるってことでからだにしおをぬりこんでからしゃわーでながす)
まずは、体を清めるってことで、体に塩を塗り込んでからシャワーで流す。
(でつぎにってあばすたおるねーや)
で、次に…って、あ、バスタオルねーや。
(とりあえずはんどたおるでささっとふいてと)
とりあえずハンドタオルでささっと拭いて、と。
(つぎはへやのちゅうおうににほんしゅともりじおをおく)
次は、部屋の中央に日本酒と盛り塩を置く。
(さいごにへやをまっくらにしていのればいい)
最後に部屋を真っ暗にして、祈ればいい。
(かんたんだ)
簡単だ。
(かんじんなくらくするばめんでてれびがつけっぱなしだったことにきづく)
肝心な暗くする場面で、テレビがつけっぱなしだったことに気付く。
(りもこんをさがすもみあたらない)
リモコンを探すも、見当たらない。
(ちょっといらっとしててれびのこんせんとをひきぬいてやった)
ちょっとイラっとして、テレビのコンセントを引き抜いてやった。
(そしたらいきなりばちんっておとがしてへやのなかがまっくらになったんだ)
そしたら、いきなりバチンって音がして、部屋の中が真っ暗になったんだ。
(たぶんぶれーかーがおちたんだとおもう)
多分、ブレーカーが落ちたんだと思う。
(まあまっくらにしなきゃいけないからちょうどよかった)
まあ、真っ暗にしなきゃいけないからちょうどよかった。
(でゆうれいにてだしするなっていのったんだ)
で、幽霊に手出しするなって祈ったんだ。
(そしたらさびっくりするくらいやんだわけ)
そしたらさ、ビックリするくらい止んだわけ。
(へんなおともしないしものがなくなったりもしなくなった)
変な音もしないし、物が無くなったりもしなくなった。
(いやほんとうかいてき)
いや、本当快適。
(もっとはやくやればよかった)
もっと早くやればよかった。
(っておもってたらさ、さいはつしたわけ)
…って思ってたらさ、再発したわけ。
(こんどはさはっきりとすがたもみせてくんの)
今度はさ、ハッキリと姿も見せてくんの。
(おれくらいのとしのおとこ)
俺くらいの年の男。
(はーめんどうくせえ)
はー、面倒くせえ。
(またあのじょれいをやらないとな)
また、あの除霊をやらないとな。