落ちてゆく音
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歌詞(問題文)
(じったいをもたぬはずのかげがいちたろうになりかわったまま)
「実体を持たぬはずの『影』が一太郎に成り代わったまま...
(じかんだけがすぎていった)
時間だけが過ぎていった...
(そしててんかびととよとみひでよしのこのさきのれきしは)
そして天下人、豊臣秀吉のこの先の歴史は...」
(きせつはおとをたてて)
季節は音を立てて
(めぐりゆくめぐりゆく)
巡りゆく 巡りゆく
(むしのねとりのこえ)
虫の音 鳥の声...
(てんしょうじゅうはちねんじゅういちがつちょうせんらいへいしとらい)
「天正十八年、十一月。朝鮮来聘使、渡来」
(おおはるばるちょうせんからようきた)
「おお! はるばる朝鮮からよう来た。
(さっそくじゃがんややつるまつやりおったな)
早速じゃが......ん? やや! 鶴松! やりおったな。
(こやつめわしにしょうべんたらしおったわはっはっはっ)
こやつめ、儂に小便垂らしおったわ!! はっはっはっ...」
(それはおおきなゆめ)
それは大きな夢
(なきのぶながさまでさえなしとげられなかったゆめ)
「亡き信長様でさえ成し遂げられなかった夢」
(ゆめのまたゆめ)
夢のまた夢...
(わしがこのわしがかなえてみせようぞ)
「儂が、この儂が叶えてみせようぞ!
(てんがとういつのそのさきからいりじゃ)
天下統一のその先!! 唐入りじゃ!!」
(はい)
「はい」
(わしはのぶながさまをこえてみせる)
「儂は、信長様を超えてみせる」
(おおきすぎるやぼうに)
大きすぎる野望に
(めがくらみめがくらみ)
目がくらみ 目がくらみ
(むぼうだといさめるこえに)
無謀だと諫める声に
(きくみみももたず)
聞く耳も持たず
(でんかいまいちど)
「殿下! 今一度」
(わしにいけんするとはそれそうおうのかくごがあってのことか)
「儂に意見するとは、それ相応の覚悟があってのことか!!」
(もうしわけございません)
「...申し訳ございません」
(くびをはねろ)
「首を刎ねろ」
(ででんか)
「...で...殿下...!!」
(きこえなかったかくびをはねい)
「聞こえなかったか! 首を刎ねい!!」
(はっ)
「...はっ!!」
(ちいさなひびわれは)
小さな罅割れは
(ちかごろのでんかにはついていけぬ)
「近頃の殿下にはついていけぬ...」
(みなつぎはじぶんかとびくびくしておる)
「皆、次は自分かとびくびくしておる...」
(やがてひろがる)
やがて広がる...
(いまのでんかをいさめられるのは)
「今の殿下を諫められるのは...」
(おとうとのひでながさまとりきゅうさまだが)
「弟の秀長様と利休様だが...」
(きこえるか)
聞こえるか?
(ああ)
嗚呼...
(おちてゆくおと)
落ちてゆく音
(きこえるか)
聞こえるか?
(ああ)
嗚呼...
(ころがりおちるおと)
転がり落ちる音
(ひでながさまがいきをひきとられました)
「...秀長様が、息を引き取られました」
(ひでなが)
「......秀長......!」
(てんしょうじゅうきゅうねんいちがつおとうととよとみひでながびょうし)
「天正十九年一月。弟、豊臣秀長、病死」
(でんかはわたしがまもります)
「殿下は私が守ります」「......」
(きこえるか)
聞こえるか?
(ああ)
嗚呼...
(おちてゆくおと)
落ちてゆく音
(きこえるか)
聞こえるか?
(ああ)
嗚呼...
(すべりおちるおと)
滑り落ちる音
(りきゅうもういちどきく)
「利休! もう一度聞く。」
(ひとりまたひとり)
一人... また一人...
(あやまるきはないか)
「...謝る気はないか」
(さってゆく)
去ってゆく
(かたくおことわりさせていただきます)
「......固く、お断りさせていただきます」
(ひとりまたひとり)
一人... また一人...
(はらをきれ)
「...腹を切れ」
(でんかおかんがえなおしくだされ)
「殿下! お考え直しくだされ」
(さってゆく)
去ってゆく
(さらしくびにせよ)
「さらし首にせよ」
(てんしょうじゅうきゅうねんにがつせんのりきゅうせっぷく)
「天正十九年二月。千利休、切腹」
(みみもりょうめも)
耳も...両目も...
(ふさぐあなたには)
塞ぐあなたには
(なにもきこえない)
何も 聞こえない
(なにもみえない)
何も 見えない
(いちたろうなにをしておる)
「一太郎、何をしておる?」
(はいただいま)
「はい。ただいま」
(きせつはおとをたてて)
季節は音を立てて
(めぐりゆくめぐりゆく)
巡りゆく 巡りゆく
(とどこおることなく)
滞ることなく...
(すべてせいしどおり)
「...すべて正史通り」