少女は夜と鮮やかに

(ならないならないきみのなまえが)

鳴らない鳴らない　君の名前が

(いたいいたいなぁあははは)

痛い痛いなぁ　アハハハ

(たらないたらないほおのちーくが)

足らない足らない　頬のチークが

(うすいうすいなぁあははは)

薄い薄いなぁ　アハハハ

(きってはってまたきりはなして)

切って貼って　また切り離して

(ねぇどのかたちがあたしでしょうか)

ねぇどの容がアタシでしょうか

(ひねってねじってわからない)

捻って捩じって　わからない

(くりかえすひびくるくるまわる)

繰り返す日々　くるくる回る

(３６ど２ぶのねつがかなしいほどきずをつけたら)

36度2分の熱が　悲しい程傷をつけたら

(なくこもあえぐうしみつどき)

鳴く娘もあえぐ丑三つ時

(しょうじょはよるをまといおどる)

少女は夜を纏い踊る

(ゆびさきがねつもってしんのぞうをはいずりまわって)

指先が熱持って心の臓を這いずり回って

(つぼみがさいたらまたらいせｂｙｅｂｙｅ)

蕾が咲いたら　また来世　Bye Bye!

(つながってはなれていとひくたそかれ)

繋がって　離れて　糸引く　誰そ彼

(ざんねんおじかんらったったった)

残念お時間　ラッタッタッタ!

(やまないやまないでんわのおとが)

止まない止まない　電話の音が

(ちかいちかいなぁあははは)

近い近いなぁ　アハハハ

(ねだってうばってとどかない)

強請って　奪って　届かない

(あざやかなひびからからわらう)

鮮やかな日々　からから笑う

(３８ど２ぶのねつがやましいほどいみをもったら)

38度2分の熱が　やましい程意味を持ったら

(なくこもあえぐうしみつどき)

鳴く娘もあえぐ丑三つ時

(しょうじょはいろをまというたう)

少女は色を纏い歌う

(つまさきがきぬもってなみうってはいずりまわって)

爪先が絹持って波打って這いずり回って

(しゅいろにそめたらまたらいせｌｉｅｌｉｅ)

朱色に染めたら　また来世　Lie　Lie!

(みみかんではなめでみつひくだれそかれ)

耳噛んで　花愛で　蜜引く　誰そ彼

(ざんねんおじかんらったったった)

残念お時間　ラッタッタッタ!

(よぞらのうみおぼれてた)

夜空の海溺れてた

(さかながこっちをみていった)

魚がこっちを見て言った

(おまえももうすぐだとつつとにやけてさ)

「お前ももうすぐだ」とツツとにやけてさ

(くちさきでうそのんでからめるぐるぐるまざって)

口先で嘘呑んでカラメルぐるぐる混ざって

(あたまがぱらりらまたらいせｄｉｅｄｉｅ)

アタマがパラリラ　また来世　Die　Die!

(ゆびおってくびおってまくひくたそがれ)

指折って　首折って　幕引く　黄昏

(ざんねんおじかんらったったった)

残念お時間　ラッタッタッタ!

(ざんねんおじかんらったったった)

残念お時間　ラッタッタッタ!

(ざんねんおじかんああ)

残念お時間　ああ!!!!