黒き氷塊の楼閣
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歌詞(問題文)
(だれがつけたかかざばなという)
誰がつけたか 風花と言う
(いのちなきはなそのいさぎよさ)
命なき花 その潔さ
(もりへとつづくがろうのあしあと)
森へと続く 餓狼(がろう)の足跡
(きおくのはてでくがねがないた)
記憶の果てで 黄金(くがね)が啼いた
(ひきかえせぬつみもやみをまとうみちも)
引き返せぬ大罪(つみ)も 闇を纏う道も
(だれがきずつこうとかまわぬ)
誰が傷つこうと かまわぬ
(ひじょうでもそれがおろかでも)
非常でも それが愚かでも
(おまえがいきるためなら)
お前が 生きる為なら
(ひょうかいのろうかくよどこまでもたかくいてつくくも)
氷塊の楼閣よ どこまでも高く 凍てつく雲
(つきぬけるほどにそびえたつのだ)
突き抜けるほどに 聳え立つのだ
(あのそらのようなおまえののぞみにとどくはずはないと)
あの空のような お前の臨みに 届く筈はないと
(しっていてもそれでいいと)
知っていても それで いいと
(ときはうつろいさがりふじにも)
時は移ろい 下がり藤にも
(はながらとなるさだめがまつか)
花殻となる 運命(さだめ)が待つか
(まもるべきえいがもちをわけたきずなも)
守るべき栄華も 血を分けた絆も
(すべてすてさろうとかまわぬ)
全て捨て去ろうと かまわぬ
(ほこりさえそしてねがいさえ)
誇りさえ そして呪術(ねがい)さえ
(おまえがすすむためなら)
お前が 進む為なら
(ひょうかいのろうかくよどこまでもつよくめいふのほのお)
氷塊の楼閣よ どこまでも強く 冥府の炎
(せきとめてくろくそびえたつのだ)
塞き止めて黒く 聳え立つのだ
(あのかぜのようなおまえのせなかがしかいからきえたとしても)
あの風のような お前の背中が 視界から消えたとしても
(たちつくそうひとりここに)
立ち尽くそう 独り 此処に
(ひょうかいのこのむねよどこまでもふかくふうじこめよう)
氷塊のこの胸よ どこまでも深く 封じ込めよう
(おもいでのひびにだれもふれるな)
想い出の日々に 誰も触れるな
(とけることのないこころのとびらよ)
溶けることのない 心の扉よ
(こえをたてわらったとおいきせつ)
声を立て笑った 遠い季節
(とわにねむる)
永久(とわ)に眠る・・・