ミスキャスト/大橋卓弥&奇妙礼太郎
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歌詞(問題文)
(とくによていもないきゅうじつのごご)
特に予定もない 休日の午後
(みなれているでんわばんごうきみからのでんわ)
見慣れている 電話番号 君からの電話
(あいかわらずきみがぼくをよびだす)
相変わらず君が 僕を呼び出す
(しゅうごうばしょはきまっていつもえきまえのふぁみれす)
集合場所は 決まっていつも 駅前のファミレス
(ぼくのむねにそっとかくしたこのおもいをきみはしらない)
僕の胸にそっと隠した この想いを君は知らない
(むじゃきにわらいながらきみがくちにするなまえ)
無邪気に笑いながら 君が口にする名前
(そのよくしってるひびきがからくてしかたない)
そのよく知ってる響きが 辛くて仕方ない
(きみのすきなひとはぼくのともだち)
君の好きな人は僕の友達
(ああ かみさまいじわるすぎるよ)
ああ 神様 意地悪すぎるよ
(きづけばめいろのなかをさまよっている)
気づけば迷路の中を彷徨っている
(「あなたほどやさしいひとはいないね」って)
「あなたほど優しい人はいないね」って
(わるぎもなくきみがいうたびつきはなされてく)
悪気もなく 君が言うたび 突き放されてく
(きみというえいがのきゃすとでたとえるなら)
君という映画の キャストで例えるなら
(あいつがひーろーぼくはそれをひきたたせるえきすとら)
あいつがヒーロー 僕はそれを引き立たせるエキストラ
(しょくじをおえたさらにのこるさびしそうなぱせりをながめて)
食事を終えた皿に残る寂しそうな パセリを眺めて
(せめてもうすこしだけとおくのこいならば)
せめてもう少しだけ遠くの恋ならば
(あのえいがのわんしーんのようにこのままつれさるかも)
あの映画のワンシーンのように このまま連れ去るかも
(ぼくのすきなひとはともだちのこいびと)
僕の好きな人は友達の恋人
(ああすべてがふぃくしょんであればいいのに)
ああ 全てが フィクションであればいいのに
(すらっとしたゆびもすこしまるいはなもくりっとしたふたえもちいさめなむねも)
すらっとした指も 少し丸い鼻も くりっとした二重も 小さめな胸も
(そのどれもがひとつとしてぼくのもんじゃない)
そのどれもが一つとして 僕のもんじゃない
(ほんとうのきもちなどやっぱりいえないから)
本当の気持ちなど やっぱり言えないから
(せいいっぱいひねりだしたことばがきみにとどけばいい)
精一杯ひねり出した言葉が 君に届けばいい
(きみのしあわせをこれいじょうねがえない)
君の幸せをこれ以上願えない
(ああさよならげんきでね)
ああ さよなら 元気でね
(どうかぼくをきらいになっておくれさよならあいするひと)
どうか僕を嫌いになっておくれ さよなら 愛する人