ミッシング

(かいさつをすりぬけとどかないせなかになる)

改札をすり抜け届かない背中になる

(ふりむくやさしさをせいいっぱいみおくった)

振り向く優しさを精一杯見送った

(ひとりでもだいじょうぶか？となんどもきいてくれたね)

ひとりでも大丈夫か？と何度も聞いてくれたね

(すなおじゃないわたしだからひきとめることができない)

素直じゃない私だから引き止めることができない

(すきだってはじめてこころからおもえたよ)

好きだって初めて心から思えたよ

(なみだとまらない)

涙止まらない

(もういちどだきしめて)

もう一度抱きしめて

(はなれてたってだいすきだって)

離れてたって大好きだって

(なにもなかったようにいつものえがおでもどって)

何もなかったようにいつもの笑顔で戻って

(おもいでのかけらをひとつひとつあつめたら)

想い出のかけらをひとつひとつ集めたら

(いとしさがあふれてかなしいほどかがやくの)

いとしさがあふれて悲しいほど輝くの

(いまきみはどのあたりかな？)

いま君はどの辺りかな？

(でんわばかりきにしては)

電話ばかり気にしては

(こえをなくしたかわりに)

声をなくした代わりに

(ためいきがつのるばかり)

溜め息がつのるばかり

(すぎさったじかんよりあしたをもとめてるの)

過ぎ去った時間より明日を求めてるの

(ずっとそばにいて)

ずっとそばにいて

(ぎゅっとだきしめて)

ぎゅっと抱きしめて

(しんじてるってつたえたかった)

信じてるって伝えたかった

(「なきむしだな」なんていわれないようにまってる)

「泣き虫だな」なんていわれないように待ってる

(ずっとわたしはそのおもいやりをあたりまえとおもってた)

ずっと私はその思い遣りを当たり前と思ってた

(だけどこれから、もうこまらせないようにつよくなるから)

だけどこれから、もう困らせないように強くなるから

(すきだってはじめてこころからおもえたよ)

好きだって初めて心から思えたよ

(なみだとまらない)

涙止まらない

(もういちどだきしめて)

もう一度抱きしめて

(はなれてたってだいすきだって)

離れてたって大好きだって

(なにもなかったようにいつものえがおで)

何もなかったようにいつもの笑顔で

(すきだってはじめてこころからおもえたよ)

好きだって初めて心から思えたよ

(なみだとまらない)

涙止まらない

(もういちどだきしめて)

もう一度抱きしめて

(はなれてたってだいすきだって)

離れてたって大好きだって

(なにもなかったようにいつものえがおでもどって)

何もなかったようにいつもの笑顔で戻って

(いつものえがおでもどって)

いつもの笑顔で戻って