Last Summer

(なつのそらをおよぐきおく)

夏の空を泳ぐ記憶

(とおくきみのかげがゆらりゆれる)

遠く君の影がゆらり揺れる

(みじかいきせつにせいぐっどばい)

短い季節にセイグッドバイ

(はだしではしるすなのかんしょく)

裸足で走る砂の感触

(やけたきみはわらってた)

灼けた君は微笑ってた

(ねえこのてつなげばきっと)

ねえこの手繋げばきっと

(どこでもいけるとしんじていた)

どこでも行けると信じていた

(ひみつのやくそくははたせないままなのにね)

秘密の約束は果たせないままなのにね

(じゃあね)

じゃあね

(それだけでまたあえるとおもっていたの)

それだけでまた逢えると思っていたの

(なつのほしをつかまえたら)

夏の星を捕まえたら

(ひとつねがいがかなうというでんせつ)

一つ願いが叶うという伝説

(きみとふたりてをのばした)

君と二人手を伸ばした

(そんなまぶしいきせつのわすれもの)

そんな眩しい季節の忘れもの

(いとしいおもかげにせいぐっどばい)

愛しい面影にセイグッドバイ

(そらにかいた)

空に書いた

(じてんしゃおしてかえるゆうぐれ)

自転車押して帰る夕暮れ

(きみのめをみれなかった)

君の目を見れなかった

(ねえはれたまぶたのりゆうきくのが)

ねえ腫れた瞼の理由聞くのが

(ほんとうはこわかったの)

本当は恐かったの

(ことばはいらないとだれかはうたったけれど)

言葉はいらないと誰かは歌ったけれど

(じゃあね)

じゃあね

(ごまかさないでだきしめていたら)

誤魔化さないで抱きしめていたら

(なつのよるはみじかすぎて)

夏の夜は短過ぎて

(きっとゆめでもきみにはあえない)

きっと夢でも君には逢えない

(きみとふたりねがいかけたあのほしは)

君と二人願いかけたあの星は

(まだかがやいている)

まだ輝いている

(せつないおもいでにせいぐっどばい)

切ない想い出にセイグッドバイ

(まぶたとじる)

瞼閉じる

(ながれぼしがそらにとける)

流れ星が空に溶ける

(こぼれたなみだもまたときとともに)

零れた涙もまた時と共に

(なつのほしをつかまえたら)

夏の星を捕まえたら

(ひとつねがいがかなうというでんせつ)

一つ願いが叶うという伝説

(きみとふたりてをのばした)

君と二人手を伸ばした

(そんなまぶしいきせつのわすれもの)

そんな眩しい季節の忘れもの

(あのひのふたりにせいぐっどばい)

あの日の二人にセイグッドバイ

(そらにかいた)

空に書いた