ダブルラリアット　フリーダム

(とまらないかんじょうにふりまわされ)

とまらない感情に振り回され

(いつしかなにもかもみうしなってた)

いつしか何もかも見失ってた

(つかまえていたはずのなかまたちは)

捕まえていたはずの仲間達は

(どこにとんでってしまったのかな)

どこに飛んでってしまったのかな

(こどくをわかちあう)

孤独を分かち合う

(ひとのなみのなかで)

人の波の中で

(もがくことさえも)

もがくことさえも

(つかれてしまったぼく)

疲れてしまった僕

(せいいっぱいがんばったって)

精一杯頑張ったって

(ついてくるみらいなんて)

ついてくる未来なんて

(たかがしれてるとおもいませんか)

高が知れてると思いませんか？

(すねたからまわりやめてしまえば)

拗ねたから回り止めてしまえば

(らくになれますか)

楽になれますか？

(とめどないかんじょうをふりまわして)

とめどない感情を振り回して

(めのまえのかべをなぎたおした)

目の前の壁をなぎ倒した

(ひらけたけしきのそのさきには)

開けた景色のその先には

(なにもみつからなかったけれど)

何も見つからなかったけれど

(あしたをさがしてるひとのなみのなかで)

明日を探してる人の波の中で

(さがしものさえもわすれてしまったぼく)

探し物さえも忘れてしまった僕

(もういっかいがんばったって)

もう一回頑張ったって

(みえてくるみらいなんて)

見えてくる未来なんて

(ただのきやすめとおもえてたんだ)

ただの気休めと思えてたんだ

(うつむいたさきにふみしめてる)

俯いた先に踏みしめてる

(じめんをみつけた)

地面をみつけた

(とまらないかんじょうにふりまわされ)

とまらない感情に振り回され

(いつしかそれすらもみうしなってた)

いつしかそれすらも見失ってた

(つかまえていたはずのなかまたちも)

捕まえていたはずの仲間達も

(つづくどこかでまってるのかな)

続くどこかで待ってるのかな

(いつからどうして)

いつから？　どうして？

(このりょうてをのばしさえすれば)

この両手を伸ばしさえすれば

(なににでもとどくような)

何にでも届くような

(きがしてたのに)

気がしてたのに

(とどかないばしょにかざられた)

届かない場所に飾られた

(じぶんにせのびをしてたんだ)

「自分」に背伸びをしてたんだ

(ちっぽけなじぶんのこのうでで)

ちっぽけな自分のこの腕で

(せかいをつつめると)

世界を包めると

(しんじるから)

信じるから

(とめどないかんしょうをふりまわして)

止め処ない感傷を振り回して

(めのまえのかべをなぎたおした)

目の前の壁をなぎ倒した

(ひらけたけしきのそのさきでは)

開けた景色のその先では

(どこまでもすすんでいけるはずさ)

どこまでも進んでいけるはずさ

(とまらないかんじょうをふりまわして)

とまらない感情を振り回して

(ぼくはどこへむかってるのかな)

僕はどこへ向かってるのかな

(いきさきはまだわからないけれど)

行き先はまだわからないけれど

(のばしたりょうてでみつけだすよ)

伸ばした両手で見つけ出すよ