呼吸

(あいするひとのためにいきる)

愛する人のために生きる

(そんなことはぼくはもうやめた)

そんなことは　僕はもうやめた

(であったひにみらーごしの)

出逢った日にミラー越しの

(いつわりのないえがおくろいこんばーす)

いつわりのない笑顔　黒いコンバース

(おもいだしてもどかしさとせつなさがゆめをみせた)

思いだして　もどかしさとせつなさが夢をみせた

(まどにうつるよこがおがゆれてた)

窓にうつる横顔がゆれてた

(いきをすういきをはく)

息をすう　息をはく

(ただそれだけのことで)

ただそれだけのことで

(どうしてひとはくるしむのだろう)

どうして人は苦しむのだろう

(みあげたそらのむこう)

見あげた空のむこう

(たいようはきょうもまたほほえんでいる)

太陽は今日もまた微笑んでいる

(きみのえがおににていたんだ)

君の笑顔に似ていたんだ

(いきばのないこのおもい)

行き場のないこの想い

(おさえきれずひとりきりでもがいた)

抑えきれずひとりきりでもがいた

(きっとあのころはやさしさをまちがえてた)

きっとあのころは　やさしさを間違えてた

(なみだなんかほんとうはみたくない)

涙なんか本当は見たくない

(きずつけてきずついて)

傷つけて　傷ついて

(きみをだいじにおもえた)

君をだいじに想えた

(どうしてひとはあいするのだろう)

どうして人は愛するのだろう

(きえないこのおもいきみだけはそばにいるきがしていた)

消えないこの想い　君だけはそばにいる気がしていた

(あのひのえがおわすれたいな)

あの日の笑顔　わすれたいな

(すきですすきでした)

好きです　好きでした

(いまじゃとどかない)

今じゃ届かない

(さみしくてくやしくて)

さみしくて　くやしくて

(みたされるひなんかない)

満たされる日なんかない

(きみをあいしたい)

君を愛したい

(いきをすういきをはく)

息をすう　息をはく

(ただそれだけのことで)

ただそれだけのことで

(どうしてこんなにくるしいのだろう)

どうしてこんなに苦しいのだろう

(みなれたとうきょうのくもりぞら)

見なれた東京のくもり空

(なぜかここちいいびるかぜ)

なぜか心地いいビル風

(きみのいないみちあるきはじめた)

君のいない道　歩きはじめた

(これからなにをするどこへいく)

これから何をする　どこへ行く

(ただとべるだけのつばさをてにいれたよ)

ただ飛べるだけの翼を手に入れたよ

(わすれないで)

わすれないで

(あいすることをわすれないよ)

愛することをわすれないよ