aiko　歌姫

(かならずたいようがのぼるんならば)

必ず太陽が昇るんならば

(きのうがもうかえってこないなら)

昨日がもう帰って来ないなら

(よりみちしてもまえにいくしかない)

より道しても前に行くしかない

(だからかのじょはまつことをやめた)

だから彼女は待つ事をやめた

(あたしのちいさなてぬくいては)

あたしの小さな手ぬくい手は

(あなたをあたためるためにある)

あなたを暖める為にある

(あたしのてれくさいことばには)

あたしの照れくさい言葉には

(きずつきやすいあなたのためにある)

傷つきやすいあなたの為にある

(「かみさまあなたはいるのでしょうか？」)

「神様　あなたはいるのでしょうか？」

(ないてないてもさけんでもとどかないおもいこころごと)

泣いて泣いても叫んでも届かない想い心ごと

(とどけるがためにかれるまでかのじょはうたう)

届けるが為に枯れるまで　彼女は歌う

(ゆううつなこいにこんらんしたよくぼうとあたまをしずめよ)

憂鬱な恋に混乱した欲望と頭を静めよ

(ほおをあからめてめをとじてがんばれうたひめ)

頬を赤らめて瞳を閉じて　がんばれ歌姫

(おさなくおくびょうなからだでも)

幼く臆病な体でも

(おおきなきずをおったせなかでも)

大きな傷をおった背中でも

(ゆずれずむねにひそむいしがある)

ゆずれず胸にひそむ意志がある

(だからためいきすいなおした)

だからため息吸い直した

(「かみさまあたしにわらってみせて」)

「神様　あたしに笑って見せて」

(ないてないてもさけんでもとどかないおもいこころごと)

泣いて泣いても叫んでも届かない想い心ごと

(とどけるがためにかれるまでかのじょはうたう)

届けるが為に枯れるまで　彼女は歌う

(おじけづいてたつめのさきがありのままのもじをつづった)

おじけづいてた爪の先がありのままの文字をつづった

(みつめてこわしてだきしめてあなたのところへ)

ミツメテ　コワシテ　ダキシメテ　あなたの所へ・・・

(ないてないてもさけんでもとどかないおもいこころごと)

泣いて泣いても叫んでも届かない想い心ごと

(とどけるがためにかれるまでかのじょはうたう)

届けるが為に枯れるまで　彼女は歌う

(ゆううつなこいにこんらんしたよくぼうとあたまをしずめよ)

憂鬱な恋に混乱した欲望と頭を静めよ

(ほおをあからめてめをとじてがんばれうたひめ)

頬を赤らめて瞳を閉じて　がんばれ歌姫