aiko　赤い靴

(ほしくてほしくててにいれたそこのたかいあかいくつは)

ほしくてほしくて手に入れた　底の高い赤い靴は

(あなたのかたにこのあごがとどくように)

あなたの肩にこのあごが届くように

(まわりのくうきそとのくうきどこかでくぎりをつけたのは)

周りの空気　外の空気　どこかで区切りをつけたのは

(あなたのさんぽがひどくこわいから)

あなたの散歩がひどく怖いから

(かわるまわるきずつくこころ)

変わる回る傷つく心

(てにおえないほどごまかせないね)

手におえない程ごまかせないね

(あなたがあたしについたうそ)

あなたがあたしについた嘘

(かなしくけだるいまほうをかける)

悲しくけだるい魔法をかける

(あかるいそらにとおりあめすこしずつならべたさよならのりゆうは)

明るい空に通り雨　少しずつならべたさよならの理由は

(あたしをおいこんだむぼうびなとつぜんやってくるかみなりのよう)

あたしを追い込んだ無防備な　突然やってくる雷のよう

(ゆっくりゆっくりおしこめたぶつよくにからまったきもち)

ゆっくりゆっくり押しこめた　物欲にからまった気持ち

(すべてあなたのためだったことをしって)

全てあなたのためだった事を知って

(やっぱりまっすぐあるけないはきこなせないあかいくつに)

やっぱり真っすぐ歩けない　はきこなせない赤い靴に

(たまらなくすきだったことをしる)

たまらなく好きだった事を知る

(きみをすきじゃなくなったって)

君を好きじゃなくなったって

(いきまくぐらいにいえばいいじゃない)

息巻くぐらいに言えばいいじゃない

(じょうずなわかれかただなんて)

上手な別れ方だなんて

(そんなことばあたしにはいらない)

そんな言葉あたしにはいらない

(あかるいそらにとおりあめまばたきさえできないあなたのえがおには)

明るい空に通り雨　瞬きさえ出来ないあなたの笑顔には

(あたしをおいこんだむぼうびなさいごにおちてくるたいようのよう)

あたしを追い込んだ無防備な　最期に落ちて来る太陽のよう

(ころんだってすりむいたって)

転んだってすりむいたって

(きずぐちなめてまたあるけばすぐ)

傷口なめてまた歩けばすぐ

(ただいたいだけのこうかいに)

ただ痛いだけの後悔に

(じょうあいもっててをふってみせる)

情愛もって手をふってみせる

(あかるいそらにとおりあめすこしずつならべたさよならのりゆうは)

明るい空に通り雨　少しずつならべたさよならの理由は

(あたしをおいこんだむぼうびなとつぜんやってくるかみなりのよう)

あたしを追い込んだ無防備な　突然やってくる雷のよう

(あかるいそらにとおりあめまばたきさえできないあなたのえがおには)

明るい空に通り雨　瞬きさえ出来ないあなたの笑顔には

(あたしをおいこんだむぼうびなさいごにおちてくるたいようのよう)

あたしを追い込んだ無防備な　最期に落ちて来る太陽のよう