第110回日本語ワープロ検定準2級(速度)

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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 ももも 7464 7.8 95.6% 180.6 1413 65 25 2024/11/10
2 maro 6862 S++ 7.0 97.7% 206.2 1448 33 25 2024/11/08
3 5926 A+ 6.0 98.2% 235.4 1420 25 25 2024/11/09
4 ももも 4824 B 5.0 95.6% 279.4 1412 64 25 2024/11/08
5 唐辛子 4100 C 4.3 94.8% 327.5 1420 77 25 2024/09/22

問題文

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(こしょうは、しおとともにりょうりにはかかせないいんどげんさんのこうしんりょうです。)

こしょうは、塩とともに料理には欠かせないインド原産の香辛料です。

(ねったいうまれのため、いっぱんてきににほんではさいばいすることができません。)

熱帯生まれのため、一般的に日本では栽培することができません。

(ようふうりょうりにつかわれることがおおいので、りようのれきしは)

洋風料理に使われることが多いので、利用の歴史は

(そんなにふるくないとおもわれがちかもしれませんが、)

そんなに古くないと思われがちかもしれませんが、

(じつは、すでにならじだいにゆにゅうされていました。)

実は、すでに奈良時代に輸入されていました。

(とうだいじにのこるきろくによると、しょうむてんのうのいひんのなかに)

東大寺に残る記録によると、聖武天皇の遺品の中に

(こしょうがあったそうです。とうじはふくつうやげりどめのくすりとして)

こしょうがあったそうです。当時は腹痛や下痢止めの薬として

(つかわれていたようです。そのご、しょくようにもなりえどじだいのはじめになると、)

使われていたようです。その後、食用にもなり江戸時代の初めになると、

(うどんにはかかせないものとなりました。しかしこれは、)

うどんには欠かせないものとなりました。しかしこれは、

(とうがらしがゆにゅうされ、にほんでもさいばいされるようになると、)

トウガラシが輸入され、日本でも栽培されるようになると、

(そのざをうばわれてしまいました。)

その座を奪われてしまいました。

(いっぽう、おうしゅうでは、たいへんきちょうなしなとしてあつかわれていました。)

一方、欧州では、大変貴重な品として扱われていました。

(これをめぐってあらそいがくりかえされ、れきしのさまざまなぶたいにとうじょうしています。)

これを巡って争いが繰り返され、歴史のさまざまな舞台に登場しています。

(ちゅうせいには、きんにもひってきするかちをもつようになり、)

中世には、金にも匹敵する価値を持つようになり、

(おかねのかわりにつかわれることもありました。11せいきまつからじゅうじぐんのえんせいも、)

お金の代わりに使われることもありました。11世紀末から十字軍の遠征も、

(これのかくとくがひとつのもくてきであったといわれています。)

これの獲得が一つの目的であったといわれています。

(また、ころんぶすがたどりついたあめりかたいりくにはとうがらしがあり、)

また、コロンブスがたどり着いたアメリカ大陸にはトウガラシがあり、

(かれはこれをこしょうとまちがえてつたえたというせつもあるようです。)

彼はこれをこしょうと間違えて伝えたという説もあるようです。

(なぜおうしゅうのひとびとは、さまざまなきけんをおかしてまで)

なぜ欧州の人々は、さまざまな危険を冒してまで

(てにいれたかったのでしょう。)

手に入れたかったのでしょう。

など

(もともとこうしんりょうといえばはーぶしかなかったので、)

もともと香辛料といえばハーブしかなかったので、

(そのかおりはおおきなみりょくでした。さらに、れいぞうこがなかったじだいには、)

その香りは大きな魅力でした。さらに、冷蔵庫がなかった時代には、

(ぼうふさようがあるこしょうはにくのほぞんやくさみけしにとてもやくだちました。)

防腐作用があるこしょうは肉の保存や臭み消しにとても役立ちました。

(にほんでは、いったんおもてぶたいからはすがたをけしたようですが、)

日本では、いったん表舞台からは姿を消したようですが、

(めいじじだいになりようしょくがふきゅうするとふたたびつかわれるようになりました。)

明治時代になり洋食が普及すると再び使われるようになりました。

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