LOVELESS

(あなたがいいといったのはいつも)

"あなたがいい"と言ったのはいつも

(うそじゃなかった)

嘘じゃなかった

(みちびきあえｔｒａｕｍａよ)

導き合え　Traumaよ

(さいごまでもずっと)

最後までも　ずっと

(そのえがおはしらないひとだ)

その笑顔は　知らないひとだ

(きずつきかたなつかしさはいっしょ)

傷つき方　懐かしさは一緒

(うんめいをかんじさせるにはじゅうぶん)

運命を感じさせるには充分

(いっこうにかよいなれないそのへやに)

一向に通い慣れないその部屋に

(ふたりがなくて)

２人が無くて

(まるでりんくしない)

まるでリンクしない

(きまぐれはなぜいちどはかがやかせる)

気まぐれはなぜ一度は　輝かせる

(ひとちがい)

人違い

(いてよとねがえた)

「居てよ」と願えた

(あのひじゅうじぐらふでかさなった)

あの日、十字グラフで重なった

(おもかげはどこへ)

面影は何処へ

(いまだきおくにもふぉるむさえのこせない)

未だ記憶にも　フォルムさえ残せない

(まざりただきょりだけがひらいた)

交ざり　ただ距離だけが開いた

(あなたみたいに)

あなたみたいに

(あまいこいばかりをうたえないよ)

甘い恋ばかりを　歌えないよ

(げんじつかんはないまま)

現実感はないまま

(おくばならして)

奥歯鳴らして

(はいごにあるかこをおいこそうとして)

背後にある過去を　追い越そうとして

(みあげたのは)

見上げたのは

(うそこはくいろしたうそ)

嘘　琥珀色した嘘

(やけたくびにせのびした)

妬けた首に　背伸びした

(みせるのがじょうずね)

魅せるのが上手ね

(たぶんもうみぬけない)

多分もう見抜けない

(わたしではたりないとしって)

私では足りない、と知って

(やさしさのせいで)

優しさのせいで

(みらいまでかすめるながめのゆめみてた)

未来まで掠める　長めの夢見てた

(よるがみかたになったきがした)

夜が味方になった気がした

(たいせつにされたきがした)

大切にされた気がした

(あなたももてあましては)

あなたも持て余しては

(どこかですこしかわろうとしていたの)

どこかで少し　変わろうとしていたの？

(ただのさびしいとかもうだいじょうぶとか)

ただの”寂しい”とか”もう大丈夫”とか

(ひとつにはならないかんじょうで)

ひとつには　ならない感情で

(きれたどうかせんいじでもつかんでれば)

切れた導火線　意地でも掴んでれば

(かたちだけはあいされた)

形だけは愛された

(はじめからずっといちみりもうごかない)

はじめからずっと　１ミリも動かない

(あなたはそうあなただけのもの)

あなたはそう　あなただけのもの

(よかったわたしもう)

良かった　私もう

(さびしくてなかないでいいや)

寂しくて泣かないでいいや

(ただこいだけがねむったんだ)

ただ恋だけが眠ったんだ