Dancer in the Dark

(うたたねにならすすずのねはこうかそうかうぶごえににていて)

うたた寝に鳴らす　鈴の音は幸か躁か 産声に似ていて

(よんだばいぶるもさかさにすればさほどたいさはない)

読んだバイブルも 逆さにすればさほど大差はない

(でたらめにきかすひめごとはゆうかうつかどちらでもいいのに)

でたらめに聞かす 秘め事は憂か鬱か どちらでもいいのに

(こいにかまけたもーてるのすすけたあのはこのなかかくしたら？)

恋にかまけたモーテルの 煤けたあの箱の中隠したら？

(よみかけのほんにはさむためいきのわけをはなして)

読みかけの本に 挟む溜め息の訳を話して

(らくになれるほどたんじゅんなよるじゃない)

楽になれるほど 単純な夜じゃない

(いまだけはだれにもじゃまさせないじゃまさせないこたえをわすれてきてしまう)

今だけは 誰にも邪魔させない邪魔させない　答えを忘れてきてしまう

(はじらいのまえではきょうもむくちになってしまうから)

恥じらいの前では 今日も無口になってしまうから

(たのしいあそびじゃもうよろこべないよろこべないのにいまさら)

楽しい遊びじゃもう 喜べない喜べないのに 今更

(こんなことなんのいみもないことはもうちゃんとわかってるよ)

こんなこと何の意味もないことは もうちゃんとわかってるよ

(ひだりてをさがすやつのめはみえてないなそれでもいきていて)

左手を探す　奴の目は見えてないな それでも生きていて

(のんであるいたふぃーだーもみかくによればそこにたいぎはない)

飲んで歩いたフィーダーも 味覚に寄れば そこに大儀はない

(あきらめにつくすはじまりはきょうでどうだひとりでもいいのに)

諦めに尽くす 始まりは今日でどうだ 一人でもいいのに

(よいにでかけてえーてるにつかったばすたぶのなかひかっていたのは？)

宵に出かけて エーテルに浸かった バスタブの中光っていたのは？

(どこにもにげられないにげられないおもいはすれちがってしまう)

どこにも逃げられない逃げられない 想いは擦れ違ってしまう

(とまどいのあとにはきょうもひとりになってしまうから)

戸惑いの後には 今日も独りになってしまうから

(くるしいばかりじゃもうのみこめないのみこめないならなおさら)

苦しいばかりじゃもう 飲み込めない飲み込めないなら 尚更

(こんなことなんのかちもないことはもうみんなわかってるよ)

こんなこと何の価値もないことはもう みんなわかってるよ

(だれにもじゃまさせないじゃまさせないこたえをわすれてきてしまう)

誰にも邪魔させない邪魔させない 答えを忘れてきてしまう

(はじらいのまえではきょうもむくちになってしまうから)

恥じらいの前では 今日も無口になってしまうから

(たのしいあそびじゃもうよろこべないよろこべないのにいまさら)

楽しい遊びじゃもう 喜べない喜べないのに 今更

(こんなことなんのいみもないことはもうちゃんとわかってるよ)

こんなこと何の意味もないことは もうちゃんとわかってるよ