バケモノ short ver.
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歌詞(問題文)
(かれはばけものうそをくらうけだもの)
彼は化け物 嘘を食らう獣
(げつようのあさにすていぬのようにこうえんでであう)
月曜の朝に 捨て犬のように公園で出会う
(ぬれたあさがおまなつのたいようのましたでたおれ)
濡れた朝顔 真夏の太陽の真下で倒れ
(いきもたえだえおびえためだまで)
息も絶え絶え 怯えた目玉で
(しなびたたいもうをなぜれば)
しなびた体毛を撫ぜれば
(ひきつるくちもとやせこけたたいく)
ひきつる口元 痩せこけた体躯
(それはあわれみだったかなさけなのかどうか)
それは哀れみだったか 情けなのかどうか
(ぼくのうそをひとつあげようか)
僕の嘘を一つあげようか
(たとえばぼくはいまきえたいのに)
例えば僕は今消えたいのに
(うそをついてるうそをついてる)
嘘をついてる 嘘をついてる
(かぞくのてまえ)
家族の手前
(がっこうにはじかんどおりでかけるんだよ)
学校には時間通り出かけるんだよ
(そしてきょうもたのしかったんだと)
そして今日も楽しかったんだと
(うそをついてるうそをついてる)
嘘をついてる 嘘をついてる
(こいつをくらえなあばけもの)
こいつを喰らえ なあ 化け物
(ずいぶんうまそうにくうもんだな)
随分うまそうに食うもんだな
(ぼくのせたけをこえたばけもの)
僕の背丈を超えた化け物
(うそのかたまりみたいなぼくを)
嘘の塊みたいな僕を
(きれいさっぱりたべてくれないか)
綺麗さっぱり食べてくれないか
(いきるのがつらかった)
生きるのがつらかった
(くるしくてしょうがなかった)
苦しくてしょうがなかった
(だけどつらいとおもわれるのが)
だけど辛いと思われるのが
(いちばんつらいことだから)
一番辛いことだから
(ようやくほんねさけんだら)
ようやく本音叫んだら
(ばけものはみるまにしぼんだ)
化け物は見る間にしぼんだ
(でもねぼくはまだうそをかくしてる)
でもね僕はまだ嘘を隠してる
(じぶんさえだますぼくのうそを)
自分さえ騙す僕の嘘を
(ほんとうはわらっていきたいくせに)
本当は笑って生きたいくせに
(うそをついてるうそをついてる)
嘘をついてる 嘘をついてる
(りそうげんじつそのずれを)
理想 現実 そのずれを
(うめるためのかりそめのむそうなら)
埋めるための仮初めの夢想なら
(よわいぼくらにうそはひつぜんか)
弱い僕らに嘘は必然か
(きょうもだれもがうそをついてる)
今日も誰もが嘘をついてる
(そいつをくらえなあぼくらは)
そいつを喰らえ なあ僕らは
(ひょうりいったいのじつぞうとかげ)
表裏一体の実像と影
(かれはばけものうそをくらうけだもの)
彼は化け物 嘘を喰らう獣
(ひとりにひとりだれもかれもがはいごにかくまう)
一人に一人 誰も彼もが背後に匿う
(そのかくしごとふたをしてるはれもの)
その隠し事 蓋をしてる腫れ物
(きみのはいごにそびえたつかげずいぶんきょだいだな)
君の背後にそびえ立つ影 随分巨大だな