洋菓子シリーズ5
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問題文
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(ちーずけーきは、ちーずをつかってつくるせかいかくちで)
チーズケーキは、チーズを使って作る世界各地で
(したしまれているようがし。のうこうでずっしりしたものから、)
親しまれている洋菓子。濃厚でずっしりしたものから、
(かるくてふわふわしたものまでしゅるいはとてもおおい。)
軽くてふわふわしたものまで種類はとても多い。
(そのれきしはとてもふるく、こだいぎりしゃまでさかのぼる。)
その歴史はとても古く、古代ギリシャまでさかのぼる。
(とうじはげんざいのけーきとはちがい、ちーずやこむぎ、はちみつを)
当時は現在のケーキとは違い、チーズや小麦、はちみつを
(つかったそぼくなかしがつくられていた。そのご、ちーずをつかったかしは)
使った素朴な菓子が作られていた。その後、チーズを使った菓子は
(よーろっぱかくちへとひろがっていき、ちいきでつかうちーずやつくりかたが)
ヨーロッパ各地へと広がっていき、地域で使うチーズや作り方が
(ことなり、どくじのちーずけーきがうまれていった。)
異なり、独自のチーズケーキが生まれていった。
(たとえば、どいつの「けーぜくーへん」。くわるくとよばれるふれっしゅちーずを)
例えば、ドイツの「ケーゼクーヘン」。クワルクと呼ばれるフレッシュチーズを
(つかうことがおおく、のうこうすぎずかるいさんみをかんじられる。)
使うことが多く、濃厚すぎず軽い酸味を感じられる。
(かていでもつくられるみぢかなおかしとしてながくしたしまれてきた。)
家庭でも作られる身近なお菓子として長く親しまれてきた。
(よーろっぱかくちでひろまったちーずかしは、あめりかにわたると)
ヨーロッパ各地で広まったチーズ菓子は、アメリカに渡ると
(さらにちがったかたちへとはってんしていく。)
さらに違った形へと発展していく。
(おおきなてんきになったのは、くりーむちーずのとうじょうだ。)
大きな転機になったのは、クリームチーズの登場だ。
(1872ねん、にゅーよーくでうぃりあむ・ろーれんすが)
1872年、ニューヨークでウィリアム・ローレンスが
(なめらかでのうこうなくりーむちーずをつくった。)
なめらかで濃厚なクリームチーズを作った。
(このあたらしいちーずはこれまでのとはちがい、なめらかなくちあたりを)
この新しいチーズはこれまでのとは違い、なめらかな口当たりを
(もち、ちーずけーきづくりでもおおきなえいきょうをあたえた。)
持ち、チーズケーキ作りでも大きな影響を与えた。
(8ねんごに、くりーむちーずに「ふぃらでるふぃあ」という)
8年後に、クリームチーズに「フィラデルフィア」という
(ぶらんどめいがついたが、ふぃらでるふぃあでうまれたわけではない。)
ブランド名が付いたが、フィラデルフィアで生まれたわけではない。
など
(こうひんしつなしょくひんのまちといういめーじがあり、)
高品質な食品の町というイメージがあり、
(そのなまえがぶらんどにえらばれたのだ。)
その名前がブランドに選ばれたのだ。
(そのご、あめりかではくりーむちーずをたっぷりつかった)
その後、アメリカではクリームチーズをたっぷり使った
(のうこうなちーずけーきがはってんしていった。)
濃厚なチーズケーキが発展していった。
(とくににゅーよーくでは、おもくなめらかなしょっかんのたいぷがゆうめいになり、)
特にニューヨークでは、重くなめらかな食感のタイプが有名になり、
(「にゅーよーくちーずけーき」としてせかいじゅうにしられている。)
「ニューヨークチーズケーキ」として世界中に知られている。
(にほんでひろまるおおきなきっかけは1969ねんのもろぞふのしょうひんかいはつだ。)
日本で広まる大きなきっかけは1969年のモロゾフの商品開発だ。
(とうじのしゃちょうはしごとでべるりんをおとずれたさいに、たちよったきっさてんで)
当時の社長は仕事でベルリンを訪れた際に、立ち寄った喫茶店で
(なにげなくちゅうもんしたのが「けーぜくーへん」だった。)
何気なく注文したのが「ケーゼクーヘン」だった。
(そのあじにつよくひかれたしゃちょうは、にほんでもこのおいしさを)
その味に強く惹かれた社長は、日本でもこのおいしさを
(たのしんでもらいたいと、きこくごのちーずけーきのかいはつをはじめた。)
楽しんでもらいたいと、帰国後のチーズケーキの開発を始めた。
(しかし、とうじのにほんでちーずはいまほどみぢかではなく、)
しかし、当時の日本でチーズは今ほど身近ではなく、
(のうこうすぎるあじはなじみにくかった。そこで、でんまーくさんのくりーむちーずに)
濃厚すぎる味はなじみにくかった。そこで、デンマーク産のクリームチーズに
(れもんのふうみをくわえ、たべやすいあじへちょうせいした。)
レモンの風味を加え、食べやすい味へ調整した。
(こうして、もろぞふのちーずけーきがはんばいされたが)
こうして、モロゾフのチーズケーキが販売されたが
(てづくりのため、いちにちに20こから30こしかつくれなかった。)
手作りのため、一日に20個から30個しか作れなかった。
(1970ねんだいにはぶーむもおこり、1977ねんにせいぞうらいんがととのえられ、)
1970年代にはブームも起り、1977年に製造ラインが整えられ、
(よりおおくのしょうひんがつくれるようになった。)
より多くの商品が作れるようになった。
(そのあと、ひやしてしあげるれあちーずけーきや、)
そのご、冷やして仕上げるレアチーズケーキや、
(かるくてふわふわしたすふれちーずけーきもひろがった。)
軽くてふわふわしたスフレチーズケーキも広がった。
(かいがいのちーずけーきをそのままとりいれるのではなく、)
かいがいのちーずけーきをそのまま取り入れるのではなく、
(にほんじんのこのみにあわせ、かるさやたべやすさをくふうしたことが、)
日本人の好みに合わせ、軽さや食べやすさを工夫したことが、
(にほんどくじのしゅるいがふえていったりゆうのひとつかもしれない。)
日本独自の種類が増えていった理由の一つかもしれない。