オリジナル血鬼術 夢幻7
リクエストいただきありがとうございました!
画像協力者:AI(光の演出、衣装)
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(けっきじゅつ:ゆめぐい・きおくちょう)
血鬼術:夢喰・記憶帳
(がいよう:ゆめぐい・きおくちょうは、たいしょうしゃのきおくにかんしょうし、)
概要:夢喰・記憶帳は、対象者の記憶に干渉し、
(とくていのできごとやじんぶつ、こうどうのいちぶをいちじてきにあいまいにするいのう。)
特定の出来事や人物、行動の一部を一時的に曖昧にする異能。
(むらがげっけいせん・むはくをふるうと、たいしょうしゃのあたまのなかにあるきおくが、)
夢羅が月影扇・夢白を振るうと、対象者の頭の中にある記憶が、
(まるでふるいしょもつのもじがうすれていくようにふせんめいになっていく。)
まるで古い書物の文字が薄れていくように不鮮明になっていく。
(たとえば、てきがちょくぜんにむらのこうげきをみきったとしても、)
たとえば、敵が直前に夢羅の攻撃を見切ったとしても、
(そのこうげきがどこからきたのか、どのようにさけたのかをおもいだせなくなる。)
その攻撃がどこから来たのか、どのように避けたのかを思い出せなくなる。
(なかまとれんけいしていたばあいには、ちょくぜんにきめたさくせんのいちぶがあいまいになり、)
仲間と連携していた場合には、直前に決めた作戦の一部が曖昧になり、
(だれがどのやくわりをになっていたのかわからなくなることもある。)
誰がどの役割を担っていたのか分からなくなることもある。
(ただし、きおくをかんぜんにけしさるわけではない。)
ただし、記憶を完全に消し去るわけではない。
(むらがかんしょうできるのは、おもにとくていのできごとをおもいだすちからや、)
夢羅が干渉できるのは、主に特定の出来事を思い出す力や、
(きおくどうしをただしくむすびつけるはたらきである。)
記憶同士を正しく結びつける働きである。
(たいしょうしゃができごとそのものをわすれるばあいもあれば、)
対象者が出来事そのものを忘れる場合もあれば、
(おぼえているのにいみやじゅんじょをおもいだせなくなるばあいもある。)
覚えているのに意味や順序を思い出せなくなる場合もある。
(むらはこのちからをりようして、てきがつみかさねてきたせんとうけいけんや、)
夢羅はこの力を利用して、敵が積み重ねてきた戦闘経験や、
(ちょくぜんのはんだんをいちじてきにくずし、おなじしっぱいをくりかえさせる。)
直前の判断を一時的に崩し、同じ失敗を繰り返させる。
(そして、てきがきおくをとりもどそうとするほど、)
そして、敵が記憶を取り戻そうとするほど、
(そのきおくのあいまいなぶぶんがきになり、めのまえのせんとうへのしゅうちゅうをうしなっていく。)
その記憶の曖昧な部分が気になり、目の前の戦闘への集中を失っていく。
(とくちょう:1、たいしょうしゃのきおくにかんしょうし、とくていのできごとやこうどうをおもいだしにくくする。)
特徴:1、対象者の記憶に干渉し、特定の出来事や行動を思い出しにくくする。
(2、できごとそのものはおぼえていても、そのじゅんばんをあいまいにする。)
2、出来事そのものは覚えていても、その順番を曖昧にする。
など
(さきにこうげきしたかあとからかいひしたかわからず、じょうきょうをせいかくにせいりできなくなる。)
先に攻撃したか後から回避したか分からず、状況を正確に整理できなくなる。
(3、せんとうちゅうにかんがえたさくせんや、みかたときょうゆうしたあいずのいちぶをおもいだしにくくする。)
3、戦闘中に考えた作戦や、味方と共有した合図の一部を思い出しにくくする。
(ふくすうのてきとたたかうばあい、れんけいをみだすためにりようできる。)
複数の敵と戦う場合、連携を乱すために利用できる。
(4、ひとつのできごとをだんぺんてきにおもいださせる。おとだけ、けしきだけ、)
4、一つの出来事を断片的に思い出させる。音だけ、景色だけ、
(どうさのいちぶぶんだけがうかぶため、きおくをただしくさいこうせいできなくなる。)
動作の一部分だけが浮かぶため、記憶を正しく再構成できなくなる。
(5、たいしょうしゃのきおくにかんしょうするさい、くうちゅうにはんとうめいのしょもつのげんえいがあらわれる。)
5、対象者の記憶に干渉する際、空中に半透明の書物の幻影が現れる。
(きおくがあいまいになるほど、そのしょもつのぺーじからもじがきえていく。)
記憶が曖昧になるほど、その書物のページから文字が消えていく。
(6、ちょくぜんのできごとをくりかえしおもいだしているようなかんかくをあたえる。)
6、直前の出来事を繰り返し思い出しているような感覚を与える。
(てきはおなじばめんをなんどもかんがえなおし、つぎのこうどうをきめるまでにじかんがかかる。)
敵は同じ場面を何度も考え直し、次の行動を決めるまでに時間がかかる。
(7、ゆめじ・めいきゅうとくみあわせることで、おなじみちをとおったきおくや、)
7、夢路・迷宮と組み合わせることで、同じ道を通った記憶や、
(いぜんみたけしきのきおくをあいまいにする。)
以前見た景色の記憶を曖昧にする。
(てきはめいきゅうのこうぞうをおぼえられずすすんだみちをてがかりにだっしゅつすることがむずかしくなる。)
敵は迷宮の構造を覚えられず進んだ道を手掛かりに脱出することが難しくなる。
(8、きほんてきにはきおくをえいきゅうにしょうきょするいのうではない。)
8、基本的には記憶を永久に消去する異能ではない。
(じかんのけいかやつよいきっかけによってきおくがもどるかのうせいがあり、)
時間の経過や強いきっかけによって記憶が戻る可能性があり、
(むらもたいしょうしゃのじんせいすべてのきおくをじゆうにしはいできるわけではない。)
夢羅も対象者の人生すべての記憶を自由に支配できるわけではない。
(はつどうえんしゅつ:むらはしずかにげっけいせん・むはくをひらき、おうぎのさきをたいしょうしゃへむける。)
発動演出:夢羅は静かに月影扇・夢白を開き、扇の先を対象者へ向ける。
(すると、せんめんにえがかれたつきのもようから、ほそいぎんいろのいとがいっぽんのびる。)
すると、扇面に描かれた月の模様から、細い銀色の糸が一本伸びる。
(いとはくうちゅうをただよいながらたいしょうしゃのしゅういをめぐり、そのずじょうでちいさなわをかく。)
糸は空中を漂いながら対象者の周囲を巡り、その頭上で小さな輪を描く。
(つぎのしゅんかん、なにもないくうかんからいっさつのふるびたしょもつがあらわれる。)
次の瞬間、何もない空間から一冊の古びた書物が現れる。
(ひょうしはこくししょくで、ちゅうおうにはぎんいろのつきとひがんばながえがかれている。)
表紙は黒紫色で、中央には銀色の月と彼岸花が描かれている。
(ぺーじをとめるぶぶんには、むらのけっきじゅつもんがきざまれている。)
ページを留める部分には、夢羅の血鬼術紋が刻まれている。
(ぱら...。だれもふれていないのに、しょもつがひとりでにひらく。)
パラ...。誰も触れていないのに、書物がひとりでに開く。
(しろいぺーじには、たいしょうしゃがちょくぜんにみたけしきや、せんとうちゅうにけいけんしたできごとが、)
白いページには、対象者が直前に見た景色や、戦闘中に経験した出来事が、
(あわいぎんいろのもじとなってうかびあがる。)
淡い銀色の文字となって浮かび上がる。
(むらがおうぎをゆっくりとかたむける。そのしゅんかんぺーじのもじがひともじずつうすれていく。)
夢羅が扇をゆっくりと傾ける。その瞬間ページの文字が一文字ずつ薄れていく。
(もじがきえるたびしょもつのしゅういにちいさなくろいちょうがあらわれ、よぞらへととびさっていく。)
文字が消えるたび書物の周囲に小さな黒い蝶が現れ、夜空へと飛び去っていく。
(たいしょうしゃがいへんにきづいたときには、ちょくぜんのできごとをおもいだそうとしても、)
対象者が異変に気づいたときには、直前の出来事を思い出そうとしても、
(きおくのいちぶぶんがきりにつつまれたようにあいまいになっている。)
記憶の一部分が霧に包まれたように曖昧になっている。
(むらはしょもつのぺーじをゆびさきでなぞり、しずかにつげる。)
夢羅は書物のページを指先でなぞり、静かに告げる。
(「ゆめぐい・きおくちょう」)
「夢喰・記憶帳」
(すると、しょもつがおともなくとじる。)
すると、書物が音もなく閉じる。
(ひょうしのつきがいちどあわくひかり、しょもつはむすうのぎんいろのもじとなってきりのなかへきえてく。)
表紙の月が一度淡く光り、書物は無数の銀色の文字となって霧の中へ消えてく。
(みため:はつどうちゅうのくうかんは、こくししょくのしょもつと、)
見た目:発動中の空間は、黒紫色の書物と、
(ちゅうをまうぎんいろのもじにつつまれたげんそうてきなせかいへとへんかする。)
宙を舞う銀色の文字に包まれた幻想的な世界へと変化する。
(くうちゅうにあらわれるしょもつは、ふるいわとじのしょもつと、)
空中に現れる書物は、古い和綴じの書物と、
(せいようのまどうしょをゆうごうさせたようながいけんをしている。)
西洋の魔導書を融合させたような外見をしている。
(ひょうしはふかいこくししょくで、よすみにはぎんさいくのそうしょくがほどこされている。)
表紙は深い黒紫色で、四隅には銀細工の装飾が施されている。
(ちゅうおうにはみかげつとひがんばながかさなったもんしょうがきざまれ、)
中央には三日月と彼岸花が重なった紋章が刻まれ、
(そのしゅういにはほそいくさりのようなもようがひろがっている。)
その周囲には細い鎖のような模様が広がっている。
(ぺーじはうすいぎんはくしょくで、ひかりにかざすとすけるほどせんさい。)
ページは薄い銀白色で、光にかざすと透けるほど繊細。
(もじはすみでかかれたものではなく、あわいひかりそのものがぶんしょうをかたちづくっている。)
文字は墨で書かれたものではなく、淡い光そのものが文章を形作っている。
(しょもつがひらくと、ぺーじのあいだからちいさなはなびらがまいあがり、)
書物が開くと、ページの間から小さな花びらが舞い上がり、
(それにまじってくろいちょうがゆっくりととびたつ。)
それに混じって黒い蝶がゆっくりと飛び立つ。
(くうちゅうにむすうのぎんいろのもじがうかび、ゆっくりとかいてんする。)
空中に無数の銀色の文字が浮かび、ゆっくりと回転する。
(もじはとちゅうでほどけるようにぶんかいされ、こまかなひかりのりゅうしとなってきえる。)
文字は途中でほどけるように分解され、細かな光の粒子となって消える。
(はいけいはきょだいなひらかれたしょもつのげんえいがうかび、ぺーじがかぜもないのにめくられる。)
背景は巨大な開かれた書物の幻影が浮かび、ページが風もないのにめくられる。
(きおくにかんしょうされているたいしょうしゃのしゅういには、うすいこくししょくのきりがただよう。)
記憶に干渉されている対象者の周囲には、薄い黒紫色の霧が漂う。
(しょもつのぺーじがきえるたび、くうかんのいちぶぶんがぼんやりとしろくかすむ。)
書物のページが消えるたび、空間の一部分がぼんやりと白く霞む。
(はつどうがつよまると、ぎんいろのもじがむすうのちょうへへんかし、たいしょうしゃのしゅういをとりかこむ。)
発動が強まると、銀色の文字が無数の蝶へ変化し、対象者の周囲を取り囲む。
(むらのはいごには、きょだいなこくししょくのしょもつがうかびあがる。)
夢羅の背後には、巨大な黒紫色の書物が浮かび上がる。
(みぎめのむらさきいろのひとみはこまかなもじが、ひだりめのたんこうのひとみにはちいさなつきのもんようがうつる。)
右目の紫色の瞳は細かな文字が、左目の淡黄の瞳には小さな月の紋様が映る。
(かのじょがおうぎをうごかすと、はいごのしょもつもどうじにぺーじをめくり、)
彼女が扇を動かすと、背後の書物も同時にページをめくり、
(たいしょうしゃのきおくにかんしょうするたびにいちまいのぺーじがしろくそまる。)
対象者の記憶に干渉するたびに一枚のページが白く染まる。
(さいだいまではつどうしたときには、むらのしゅういをむすうのしょもつがふゆうし、)
最大まで発動したときには、夢羅の周囲を無数の書物が浮遊し、
(それぞれのぺーじからぎんいろのもじがながれだしていく。)
それぞれのページから銀色の文字が流れ出していく。
(まるで、せかいじゅうのきおくをきろくしたしょこのあるじのようなすがたになる。)
まるで、世界中の記憶を記録した書庫の主のような姿になる。
(ゆらい:ゆめぐいは、ゆめをたべるそんざいをいみすることば。)
由来:夢喰は、夢を食べる存在を意味する言葉。
(むらは、ねむっているあいだにみるゆめだけでなく、かこのできごとや、)
夢羅は、眠っている間に見る夢だけでなく、過去の出来事や、
(けいけんによってこころのなかにのこったきおくさえも、ゆめのいちぶとしてとらえている。)
経験によって心の中に残った記憶さえも、夢の一部として捉えている。
(ひとがおもいでをふりかえるとき、そのきおくはかんぜんにおなじかたちでさいせいするとはかぎらない。)
人が思い出を振り返るとき、その記憶は完全に同じ形で再生するとは限らない。
(じかんがたつにつれてさいぶがあいまいになったり、)
時間が経つにつれて細部が曖昧になったり、
(べつのできごととまざりあったりすることもある。)
別の出来事と混ざり合ったりすることもある。
(むらは、そのふたしかなせいしつをけっきじゅつへとしょうかさせた。)
夢羅は、その不確かな性質を血鬼術へと昇華させた。
(ゆめとげんじつをつなぐきおくのはたらきにかんしょうするといういみがこめられている。)
夢と現実をつなぐ記憶の働きに干渉するという意味が込められている。
(きおくちょうは、きおくをかきとめるちょうめんやしょもつをいみする、むらどくじのよびな。)
記憶帳は、記憶を書き留める帳面や書物を意味する、夢羅独自の呼び名。
(むらにとって、ひとのきおくはいっさつのしょもつのようなもの。)
夢羅にとって、人の記憶は一冊の書物のようなもの。
(であいはひとつのぺーじとなり、せんとうはひとつのしょうとなり、)
出会いは一つのページとなり、戦闘は一つの章となり、
(じんせいのおおきなできごとはものがたりのだいめいになる。)
人生の大きな出来事は物語の題名になる。
(しかし、そのぺーじのいちぶがうしなわれれば、ものがたりのいみはかわってしまう。)
しかし、そのページの一部が失われれば、物語の意味は変わってしまう。
(だれかとたたかったことをおぼえていても、そのあいてがだれだったのかおもいだせない。)
誰かと戦ったことを覚えていても、その相手が誰だったのか思い出せない。
(こうげきされたことはおぼえていても、どこからこうげきされたのかわからない。)
攻撃されたことは覚えていても、どこから攻撃されたのか分からない。
(そんなじょうたいを、むらはきおくちょうからいちまいのぺーじがぬきとられたじょうたいとひょうげんする。)
そんな状態を、夢羅は記憶帳から一枚のページが抜き取られた状態と表現する。
(そのため、きおくをいちじてきにあいまいにするいのうにきおくちょうというなまえをあたえた。)
そのため、記憶を一時的に曖昧にする異能に記憶帳という名前を与えた。
(ほかのいのうがげんざいのにんしきをくるわせるのにたいし、)
ほかの異能が現在の認識を狂わせるのに対し、
(このいのうはかこのできごとをふりかえるためのてがかりをうばう。)
この異能は過去の出来事を振り返るための手掛かりを奪う。
(てきはむらのこうげきをみきっても、そのけいけんをつぎのせんとうへいかせるとはかぎらない。)
敵は夢羅の攻撃を見切っても、その経験を次の戦闘へ生かせるとは限らない。
(いちどみやぶったげんえいのみわけかたをわすれ、ただしいみちをみつけたりゆうをおもいだせず、)
一度見破った幻影の見分け方を忘れ、正しい道を見つけた理由を思い出せず、
(ちょくぜんにたてたさくせんさえあいまいになる。)
直前に立てた作戦さえ曖昧になる。
(ゆめぐい・きおくちょうは、きおくをうばうことでてきのけいけんをむりょくかする、)
夢喰・記憶帳は、記憶を奪うことで敵の経験を無力化する、
(むげんのなかでもとくにせいしんへのかんしょうにたけたいのうである。)
夢幻の中でも特に精神への干渉に長けた異能である。