接吻とフレンド

(いってらっしゃいといったぼくにだまったままふりかえって)

行ってらっしゃいと言った僕に黙ったまま振り返って

(きみはんってかおして)

君は　ん　って顔して

(ぼくはきすしてみおくる)

僕はキスして見送る

(とびらしまってひとりになってまたべっどにもぐりこんで)

扉しまって一人になって　またベッドに潜り込んで

(きみのにおいにつられぼくはひとりではててる)

君のにおいにつられ　僕は一人で果ててる

(きみのへやにいるぼくがへやにいるから)

君の部屋にいる　僕が部屋にいるから

(しりにしかれてるのかな)

尻に敷かれてるのかな

(ずっとひとりすわってまっているきみのいうことをきいてる)

ずっと一人座って待っている　君の言うことを聞いてる

(きついあめあらしでもまっている)

きつい雨　嵐でも待っている

(いつでもきすしてむかえる)

いつでもキスして迎える

(きみのてのひらでおどるきみのてのひらでおどる)

君の手のひらで踊る　君の手のひらで踊る

(おどらされてるんじゃないただもっとじょうずにおどりたい)

踊らされてるんじゃない　ただもっと上手に踊りたい

(ふたりのせんたくをほしおわってとくにやることもなかった)

二人の洗濯を干し終わって特にやることもなかった

(きみのあおいしたぎがゆれぼくのみらいがかわいてる)

君の青い下着が揺れ　僕の未来が乾いてる

(ただいまとかぎをあけるおとに)

ただいまと鍵を開ける音に

(おかえりおつかれっていって)

おかえり　おつかれ　って言って

(きみはんってかおしてぼくはきすしてこたえた)

君は　ん　って顔して　僕はキスして応えた

(きみのぐちをきくぼくがぜんぶきくんだよ)

君の愚痴を聞く　僕が全部聞くんだよ

(うなづいているだけだけど)

うなづいているだけだけど

(ずっとひとりすわってまってたよきみのいうことをきいたよ)

ずっと一人座って待ってたよ　君の言うことを聞いたよ

(そうじもせんたくもおわったよ)

掃除も洗濯も終わったよ

(いつでもかえっておいでよ)

いつでも帰っておいでよ

(きみのてのひらでおどるきみのてのひらでおどる)

君の手のひらで踊る　君の手のひらで踊る

(おどらされてるんじゃないただもっとじょうずにおどりたい)

躍らされてるんじゃない　ただもっと上手に踊りたい

(たばこのにおいがきみからしたって)

タバコのにおいが君からしたって

(ねえどうしてなんてきいたりしないから)

ねえ　どうしてなんて聞いたりしないから

(こころのなかにいるきみのなかにいるんだよ)

心の中にいる　君の中にいるんだよ

(まさににこいちだねなんてね)

まさにニコイチだね　なんてね

(ずっとひとりすわってまっているきみのいうことをきいてる)

ずっと一人座って待っている　君の言うことを聞いてる

(きついあめあらしでもまっている)

きつい雨　嵐でも待っている

(いつでもきすしてむかえる)

いつでもキスして迎える

(きみのてのひらでおどるきみのてのひらでおどる)

君の手のひらで踊る　君の手のひらで踊る

(おどらされてるんじゃない)

踊らされてるんじゃない

(まだまだまだまだまだおどりたい)

まだまだまだまだまだ　踊りたい