メリークリスマス

(あか、しろ、みどりでにぎやかなまちのなかへたくそなえがおで)

赤、白、緑で賑やかな街の中ヘタクソな笑顔で

(となりのきみは１００％のえがおをけーきにそえてる)

隣の君は100％の笑顔をケーキに添えてる

(ふゆのえきまえほしぞらのもとにならんでるさんたくろーすたち)

冬の駅前　星空の下に　並んでるサンタクロース達

(さむいからだとはうらはらこのままでいたい)

寒い身体とは裏腹　このままでいたい

(まだなにもぼくらしらないありがちだけどきせきかえりみちはおなじ)

まだ何も僕ら知らない　ありがちだけど奇跡　帰り道は同じ

(はじめてきょうはじめてこんなすてきなきせつとしりました)

初めて　今日初めて　こんな素敵な　季節と知りました

(もうすこしあとすこしこのきょりがどうにかならないかな)

もう少し　あと少し　この距離がどうにかならないかな

(ことしのおねがいはそれにしよう)

今年のお願いは　それにしよう

(ゆきがちらつくせいなるよるにがんばってるさんたくろーすがひとり)

雪がチラつく聖なる夜に頑張ってるサンタクロースが一人

(ないしょでこのまちをでてゆくさんたくろーすがひとり)

内緒でこの街を出てゆくサンタクロースが一人

(まだなにもはじまってないばいとぬけだしさんたはさんたをおいかけた)

まだ何も始まってない　バイト抜け出し　サンタはサンタを追いかけた

(むちゅうでそうむちゅうであのすてきなえがおにあいたくて)

夢中で　そう夢中で　あの素敵な　笑顔に会いたくて

(いそいでそういそいでひとごみかきわけてだってきみにあいたくて)

急いで　そう急いで　人混みかきわけて　だって君に会いたくて

(このままのぼくらじゃおわれない)

このままの僕らじゃ　終われない

(「まっしろなゆきのなかなんかけーきのうえのいちごみたい」)

「真っ白な　雪の中　なんかケーキの上の苺みたい」

(そんなこといってわらうきみにただみとれてしまうから)

そんなこと言って笑う　君にただ見とれてしまうから

(こきゅうをととのえてさいごにひとこと)

呼吸を整えて　最後に一言

(「めりーくりすます！」)

「メリークリスマス！」