crescent moon

(かわいたむねにいまちいさなあめのつぶが)

乾いた胸に今小さな雨の粒が

(ぽつりおちてからだじゅうにしみわたっていく)

ポツリ落ちて体中に染み渡っていく

(かぞえきれなくなったかめんをかくすように)

数え切れなくなった仮面を隠すように

(なんどもまたあたらしいぼくをつくる)

何度もまた新しい僕をつくる

(ｉ　ｗａｎｔ　ｔｏ　ｆｉｎｄ　ｍｙ　ｔｒｕｅ　ｓｅｌｆ)

I want to find my true self

(さがしたくなる)

探したくなる

(おともたてずにかぜがつれさったきおくごとこえのいろも)

音も立てずに風が連れ去った記憶ごと声の色も

(めばえかけたちいさなめにきづかないうちに)

芽生えかけた小さな芽に気づかないうちに

(ながれたいくつものひびのなかに)

流れたいくつもの日々の中に

(うずもれてたいろのないぼくのなみだ)

埋もれてた色のない僕のナミダ

(うごくこどうにとまどいながら)

動く鼓動に戸惑いながら

(ほんとうのこころにまたかぎをかけていくためいきのこして)

本当のこころにまた鍵をかけていく溜息残して

(はなからこぼれていくしずくをながめていた)

花からこぼれていく滴を眺めていた

(きみだけがぼくのすべてをしっているのかな)

「君だけがぼくのすべてをしっているのかな」

(どんなそらのしたもそばにおいていたくて)

どんな空の下もそばに置いていたくて

(そんななにかをもとめてあるいてきた)

そんな何かを求めて歩いてきた

(ｆｌｏｗｅｒｓ　ａｌｗａｙｓ　ｂｌｏｏｍ　ｉｎ　ｍｙ　ｈｅａｒｔ)

Flowers always bloom in my heart

(ふれてみたいよ)

触れてみたいよ

(ゆれるはなびらただうつくしくてきえないようにいのった)

揺れる花びらただ美しくて消えないように祈った

(きみをなくすときのぼくはないているのかな)

君を失くす時の僕は泣いているのかな

(かすんだみかづきがきらめいている)

霞んだ三日月が煌めいている

(ふさいだとびらをたたくようにひかった)

ふさいだ扉をたたくように光った

(ひびくよぞらのおおきないきが)

響く夜空の大きな息が

(とざしていたこころつつみやさしくささやくこのてにぎって)

閉ざしていたこころ包みやさしく囁くこの手握って

(ながれたいくつものひびのなかに)

流れた幾つもの日々の中に

(うもれていたいろのないぼくのなみだ)

埋もれていた色の無い僕のナミダ

(うごくこどうにとまどいながら)

動く鼓動に戸惑いながら

(ほんとうのこころにまたかぎをかけていく)

本当の心にまた鍵をかけていく

(かすんだとびらをたたくようにひかった)

霞んだ扉をたたくように光った

(ひびくよぞらのおおきないきが)

響く夜空の大きな息が

(このてをひいてこころのかぎをあけるしずかに)

この手を引いて心のカギを開ける静かに