無口なライオン

(むくちならいおんなにをおもってるの)

無口なライオン　何を思ってるの？

(とおくみつめながら)

遠く見つめながら…

(こどくかくしてつよくなきゃいけない)

孤独隠して　強くなきゃいけない

(かなしいせなかなきたいときはなけばいい)

悲しい背中　泣きたい時は泣けばいい

(なみだこぼしてもきみはおうじゃなんだ)

涙こぼしても　君は王者なんだ

(もしもほかのそんざいにうまれかわれるとしたら)

もしも他の存在に　生まれ変われるとしたら

(きっとだれもこんなじぶんをえらんでしまうだろう)

きっと誰もこんな自分を　選んでしまうだろう

(ああきんいろにかがやくそのたてがみ)

ああ　金色に輝く　そのたてがみ

(このうんめいのあかしきみがきみであるためにぼくはだれだ)

この運命の証　君が君であるために…　僕は誰だ？

(むくちならいおんきょうはほえないんだね)

無口なライオン　今日は吠えないんだね？

(じっとすわったまま)

じっと座ったまま

(ときにだれかをいかくしなきゃいけない)

時に誰かを　威嚇しなきゃいけない

(それがほんのうじこけんおなんかいみないよ)

それが本能　自己嫌悪なんか意味ないよ

(つよくいきることがきみのしごとなんだ)

強く生きることが　君の仕事なんだ

(もしもきみがことりならじゆうにとべるけれど)

もしも君が小鳥なら　自由に飛べるけれど

(だれもきみをおそれないしみちをゆずらないだろう)

誰も君を恐れないし　道を譲らないだろう

(ああえものをいぬくようなそのまなざし)

ああ　獲物を射抜くような　その眼差し

(そうかみからのしじきみがきみでいるためにぼくはだれだ)

そう　神からの指示　君が君でいるために…　僕は誰だ？

(むくちならいおんなにをおもってるの)

無口なライオン　何を思ってるの？

(とおくみつめながら)

遠く見つめながら

(こどくかくしてつよくなきゃいけない)

孤独隠して　強くなきゃいけない

(かなしいせなかなきたいときはなけばいい)

悲しい背中　泣きたい時は泣けばいい

(なみだこぼしてもきみはおうじゃなんだ)

涙こぼしても　君は王者なんだ

(ああじぶんをいつわっていきることより)

ああ　自分を偽って　生きることより

(そうくるしみながらきみはきみのみちをいけぼくはだれだ)

そう　苦しみながら　君は君の道を行け！　僕は誰だ？

(むくちならいおんきょうはほえないんだね)

無口なライオン　今日は吠えないんだね？

(じっとすわったまま)

じっと座ったまま

(ときにだれかをいかくしなきゃいけない)

時に誰かを　威嚇しなきゃいけない

(それがほんのうじこけんおなんかいみないよ)

それが本能　自己嫌悪なんか意味ないよ

(つよくいきることがきみのしごとなんだ)

強く生きることが　君の仕事なんだ