words/阿部真央(Aimer)

(あいしてるとはなんてむりょくなことばだろうわたしはいまあなたしかいらないのに)

「愛してる」とはなんて無力な言葉だろう　私は今　あなたしか要らないのに

(ねぇわたしのなかのあなたをまだうそつきにしないでよ)

ねぇ　私の中のあなたを　まだ嘘つきにしないでよ

(わたしはもうあのひのあなたにしかしがみついてはいけないのに)

私はもうあの日の貴方にしか　しがみついては行けないのに

(もうひとりにはしないよとだきしめてたそのうではどこにもない)

「もう、ひとりにはしないよ」と　抱き締めてたその腕は、どこにも無い

(ふれてほしいむねのきずはあなたにはみつけてもらえなかった)

触れて欲しい胸の傷は　貴方には見つけてもらえなかった

(もうあえないならせめてにくませてほしかった)

もう会えないなら　せめて憎ませて欲しかった

(やさしくわらうあなたしかしらないのに)

優しく笑う　貴方しか知らないのに

(しんじることおそれないようにもっとつよくなりたかった)

信じること　恐れないように　もっと強くなりたかった

(ふあんのくるしまぎれにもうあなたをきずつけたりしたくなかった)

不安の苦し紛れにもう貴方を　傷つけたりしたくなかった

(きせつのようにいきるあなたをいきをするのもわすれてあいしていた)

季節のように生きる貴方を　息をするのも忘れて、愛していた

(やっとみつけたしあわせはおともなくこのてをすべりおちた)

やっと見つけた幸せは　音もなくこの手を滑り落ちた

(あいしてるとはなんてむりょくなことばだろうわたしはいまもあなたしかいらないのに)

「愛してる」とはなんて無力な言葉だろう　私は今も　貴方しか要らないのに

(さよならはなかったなにもいわずきえさってしまった)

「さよなら」は無かった　何も言わず消え去ってしまった

(こんなにみたしておいてさいごのことばはくれなかった)

こんなに満たしておいて　最後の言葉はくれなかった

(あいしてるとはなんてむりょくはことばだろうわたしはいまも)

「愛してる」とはなんて無力は言葉だろう　私は今も

(まだひとりここからあゆみだせないあけてくそらにまだみぬあすをねがって)

まだひとりここから歩み出せない　明けてく空にまだ見ぬ明日を願って

(さよならあなたわたしからこのことばをまたまえをむけるように)

「さよなら、貴方」私からこの言葉を　また前を向けるように