鳥籠の少年

(さいはてにみたあおいほしはひかりのないさまよいびとよ)

最果てに見た青い星は　光りのない彷徨い人よ

(なにもしらずあいをもとめてるそのちからのさきにまつみらいへと)

何も知らず愛を求めてる　その力の先に待つ未来へと

(たとえひとりになってもこえがとどかなくても)

たとえ一人になっても　声が届かなくても

(あなたのはかないおもいむねのなかかんじているから)

あなたの儚い思い　胸の中感じているから

(さばくのそっとさいたはなのまけないつよさこころをとじこめるとりかごをこわしてゆくわ)

砂漠のそっと咲いた花の負けない強さ　心を閉じ込める鳥籠を壊してゆくわ

(とまどいながらひろげてくこどくなつばさあいしてなくしてもとべるわきっと)

戸惑いながら広げてく孤独な翼　愛して失くしても翔べるわきっと

(さえずりさえもきこえなくてわかりあえばあらそうこころ)

さえずりさえも聞こえなくて　分かり合えば争う心

(もがきながらときがながれてくひとのなみにとりのこされようとも)

もがきながら時が流れてく　人の波に取り残されようとも

(いまはこたえがなくてもだれかすくえるのなら)

今は答えがなくても　誰か救えるのなら

(あなたのめざめるひとみまよわずみつめあえるから)

あなたの目覚める瞳　迷わず見つめあえるから

(やみよをてらすつきあかりうかんだしずくかげをきりさいてくよあけのぞんだねがい)

闇夜を照らす月明かり浮かんだ雫　影を切り裂いてく夜明け望んだ願い

(きずつきふれるりょうてにはみらいのこどうそらにひびきわたるとどくわもっと)

傷つき触れる両手には未来の鼓動　空に響き渡る届くわもっと

(さばくにそっとさいたはなのまけないつよさこころをとじこめるとりかごをこわしていくわ)

砂漠にそっと咲いた花の負けない強さ　心を閉じ込める鳥籠を壊していくわ

(とまどいながらひろげてくこどくなつばさひかりがとざされてなみだがこぼれても)

戸惑いながら広げてく孤独な翼　光が閉ざされて　涙がこぼれても

(あいしてなくしてもとべるわきっと)

愛して失くしても跳べるわきっと