エム

(かぜにまぎれてきおくをさらって)

風に紛れて　記憶をさらって

(できるだけとおくまで)

出来るだけ　遠くまで

(つづくみらいでもきみはいないわかっている)

続く未来　でもキミはいない　わかっている

(あめにまぎれてよるにとけて)

雨に紛れて　夜に溶けて

(のぞんでないあさむかえて)

望んでない　朝迎えて

(だましだましここまできたよ)

騙し騙し　ここまで来たよ

(なまいきばかりいうがきだったから)

生意気ばかり言うガキだったから

(がっかりすることばはき)

ガッカリする言葉吐き

(ぬぎすてたふくいつももとどおりで)

脱ぎ捨てた服　いつも元通りで

(なんどもくりかえしただ)

何度も繰り返しただ

(みまもってくれた)

見守ってくれた

(いまだにささえられいきている)

未だに支えられ生きている

(かぜにまぎれてきおくをさらって)

風に紛れて　記憶をさらって

(できるだけとおくまで)

出来るだけ　遠くまで

(つづくみらいやくそくはまだのこっている)

続く未来　約束はまだ残っている

(あめにまぎれてよるにとけて)

雨に紛れて　夜に溶けて

(のぞんでないあさむかえて)

望んでない　朝迎えて

(なにもかもをうけいれてきたよ)

何もかもを　受け入れてきたよ

(めをみひらいてにごったまちをきよらかに)

目を見開いて　濁った街を清らかに

(あるいてるもがいてる)

歩いてる　もがいてる

(まざらんまざらん)

「混ざらん　交ざらん」

(となええがいてる)

唱え　描いてる

(はきつぶしたおきにいりのしゅーず)

履きつぶしたお気に入りのシューズ

(たそがれそうなひびにだんくしゅーと)

黄昏そうな日々にダンクシュート

(ながれながれここまできたよ)

流れ流れ　ここまで来たよ

(かぜにまぎれてきおくをさらって)

風に紛れて　記憶をさらって

(できるだけとおくまで)

出来るだけ　遠くまで

(つづくみらいでもきみはいないわらってみる)

続く未来　でもキミはいない　笑ってみる

(あめにまぎれてよるにとけて)

雨に紛れて　夜に溶けて

(のぞんでないあさむかえて)

望んでない　朝迎えて

(だましだましここまできたよ)

騙し騙し　ここまで来たよ

(いたずらにただながめるおりのなか)

イタズラにただ…眺めるオリの中

(こたえみつからないまま)

答え見つからないまま

(いつのひかまたながれるときのなか)

いつの日かまた…流れるトキの中

(おきにいりのうた)

お気に入りのウタ

(あのころのように)

「あの頃の様に」

(くもひとつないそらのぞみます)

雲一つ無い空　望み増す

(かぜにまぎれあめにまぎれ)

風に紛れ雨に紛れ

(ぬぎすてたふくいつももとどおりで)

脱ぎ捨てた服　いつも元通りで

(あのころいじょうに)

「あの頃以上に」

(くもりぞらをこえてひかりだす)

曇り空を越えて光りだす

(かぜにまぎれあめにまぎれ)

風に紛れ雨に紛れ

(むかえにいくから)

迎えに行くから