ホーム

(じゃあ　またねとみえなくなるまで)

じゃあ　またねと見えなくなるまで

(てをふってかえったへや)

手を振って帰った部屋

(ほどいたかみのけに)

ほどいた髪の毛に

(あなたのにおいがついていたから)

あなたの匂いがついていたから

(おおきくすいこんだくうきが)

大きく吸い込んだ空気が

(つめたくてせきをした)

冷たくて咳をした

(いっしょにやさしさのかけらもおとさぬように)

一緒に優しさのカケラも落とさぬように

(まだそれがなんなのかちゃんと)

まだそれがなんなのかちゃんと

(わかっていないけど)

解っていないけど

(あかいほしをはじめてふたりでみたひのことも)

赤い星を初めて人で見た日の事も

(まっててくれた　ほーむのきいろいきれはしも)

待っててくれた　ホームの黄色い切れ端も

(たいせつなものにあたしたちは)

大切なものにあたしたちは

(なんどかであう)

何度か出逢う

(あしたはなそうね　もうわすれないように)

明日話そうね　もう忘れないように

(まいにちあたらしいひとのなみ)

毎日新しい人の波

(くりかえしいきをする)

繰り返し息をする

(さくらもなつもひつじぐももゆきのあさも)

桜も夏もひつじ雲も雪の朝も

(あなたとなんどもこのまどからみた)

あなたと何度もこの窓から見た

(けしきのいろ)

景色の色

(とりとめのないことばでつたえるおもいは)

とりとめのない言葉で伝える想いは

(あなたのもとにとどくまでに)

あなたの元に届くまでに

(ふあんをのみこんで)

不安を飲み込んで

(よろこびをみつけだしてきっと)

喜びを見つけ出してきっと

(かならずとびこめる)

必ず飛び込める

(あいしてる　つよくだきしめてたい)

あいしてる　強く抱きしめてたい

(むねのなかのおとがひとつ)

胸の中の音がひとつ

(あなたとかさなりあえば　はじまりのおと)

あなたと重なり合えば　始まりの音

(もしもすべてにまよったら)

もしも全てに迷ったら

(またここでまちあわせしよう)

またここで待ち合わせしよう

(かわらないよ)

変わらないよ

(あかいほしをはじめてふたりでみたひのことも)

赤い星を初めて２人で見た日の事も

(まっててくれたほーむのきいろのきれはしも)

待っててくれたホームの黄色の切れ端も

(たいせつなものにあたしたちはなんどかであう)

大切なものにあたしたちは何度か出逢う

(あしたはなそうね　もうはなれないように)

明日話そうね　もう離れないように