End of the World

(すこしずつはもんははなれていった)

少しずつ波紋は離れていった

(いつしかひとつもかさならなくなった)

いつしか　ひとつも重ならなくなった

(それでもいいきみといたら)

それでもいい　きみと居たら

(こんなきもちいつからいだいた)

こんな気持ち　いつから抱いた

(ただひとりのしょうねんのこいものがたりだ)

ただひとりの少年の恋物語だ

(えいえんにきみをまもってみせる)

永遠にきみを守ってみせる

(このむねにきざみこむ)

この胸に　刻み込む

(いつからふたりきりになったんだっけ)

いつから　ふたりきりになったんだっけ

(もういいかそんなこと)

もういいか　そんなこと

(わらってよおわるそのひには)

笑ってよ　終わるその日には

(いつかすいてきがいくつもおちてた)

いつか水滴がいくつも落ちてた

(はもんがなんじゅうもかさなりあってた)

波紋が何重も重なり合ってた

(あたたかさをいまおぼえる)

暖かさを　今　覚える

(こんなおだやかにすごせたなら)

こんな穏やかに過ごせたなら

(でもそんなじかんはいっしゅんだってわかってる)

でも　そんな時間は一瞬だってわかってる

(きみをおそうものすべてぼくが)

きみを襲うものすべて　ぼくが

(このうでできりさくよ)

この腕で切り裂くよ

(あたまはわるいからよくわからないんだ)

頭は悪いから　よくわからないんだ

(ただきみのそばにいる)

ただきみの　そばに居る

(それだけでぼくはじゅうぶんだ)

それだけで　ぼくは十分だ

(きみはうたいだすふしぎなせんりつ)

きみは唄い出す　不思議な旋律

(それがなにもかもうばいさってく)

それが何もかも奪い去ってく

(だいじょうぶなんとかしてみせる)

大丈夫なんとかしてみせる

(きみはわるくないすべてはひとのことわりだ)

きみは悪くない　すべては人の理だ

(えいえんにきみをまもってみせる)

永遠にきみを守ってみせる

(ちかったんだこのむねに)

誓ったんだ　この胸に

(いつからぼくらだけになったんだっけ)

いつから　ぼくらだけになったんだっけ

(もういいかそんなこと)

もういいか　そんなこと

(ふたりにはおだやかなひを)

ふたりには穏やかな日を

(すべてはひかりにきえていった)

すべては光に消えていった

(ぼくというそんざいも)

ぼくという存在も

(ただてをのばしたきみのからだをいだく)

ただ手を伸ばしたきみの体を抱く

(さいごにさあわらってよ)

最後に　さあ笑ってよ

(せかいがおわってしまっても)

世界が終わってしまっても