鼓動

(さぁあるきなさいゆめのはてまでも)

さぁ　歩きなさい　夢の果てまでも

(ちずもなくほしもないあぁやみのなか)

地図もなく　星もない　あぁ　闇の中

(さぁかたりなさいみたものすべてを)

さぁ　語りなさい　見た現実全てを

(いかりとかなしみおもてとうらを)

怒りと悲しみ　表と裏を

(あすはけものみちこのよのいたみこうやにひとりさけぶ)

明日はケモノ道　この世の痛み　荒野に独り叫ぶ

(このだいちにあいをもたらせこのおおぞらにひかりをそそげ)

この大地に愛をもたらせ　この大空に光を注げ

(このみらいにみちをもたらせこのこどうになまえなまえをつけてくれ)

この未来に道をもたらせ　この鼓動に　名前　名前を付けてくれ

(まっているだけのあすなどいらない)

待っているだけの　明日などいらない

(たびだつとりはいいのこす)

旅立つ鳥は　言い残す

(おもいでのひとつひとつここにねむっている)

思い出の一つ一つ　ここに眠っている

(みおくるとりはつばさをたたむ)

見送る鳥は　翼をたたむ

(わすれることでいきてゆけるなら)

忘れる事で生きて行けるなら

(さびしいじゃないかなしいじゃないか！)

寂しいじゃない　哀しいじゃないか！

(あのじだいにだれもがゆめをあのあこがれにとどくとしんじてた)

あの時代に誰もが夢を　あの憧れに届くと信じてた

(あのえがおにかこまれていたあのしあわせに)

あの笑顔に囲まれていた　あの幸せに

(あなたあなたのこどうをきいていた)

あなた　あなたの鼓動を聞いていた

(めぐりめぐるしきのうたにみみをすませば)

巡り巡る四季の唄に耳を澄ませば…

(（かえりたいかえれないかえりたい）)

（帰りたい　帰れない　帰りたい）

(かえれない)

帰れない…

(このだいちにあいをもたらせこのおおぞらにひかりをそそげ)

この大地に愛をもたらせ　この大空に光を注げ

(このみらいにみちをもたらせこのこどうになまえなまえを)

この未来に道をもたらせ　この鼓動に　名前　名前を

(あのじだいにだれもがゆめをあのあこがれにとどくとしんじてた)

あの時代に誰もが夢を　あの憧れに届くと信じてた

(あのえがおにかこまれていたあのしあわせに)

あの笑顔に囲まれていた　あの幸せに

(あなたあなたのこどうをきいていた)

あなた　あなたの鼓動を聞いていた

(ひとのよほどかなしくひとのよほどせつなく)

人の世ほど哀しく　人の世ほど切なく

(ひとのよほどおかしい)

人の世ほど可笑しい

(ひとのよほどいとしいものはない)

人の世ほど愛しい現実はない…