花鳥風月

(はな、とり、かぜ、つきいまもさがしてはそらみあげる)

花、鳥、風、月今も探しては空見上げる

(あらしのまえのせいじゃくまたたくまのこのやすらぎ)

嵐の前の静寂瞬く間のこの安らぎ

(えいえんをねがうほどときはむじょうざんこくだね)

永遠を願うほどときは無情残酷だね

(いつかのきずをせおったつみをゆうかんないっぽにかえてくしめい)

いつかの傷を背負った罪を勇敢な一歩に変えてく使命

(いまここにあるけしきをまもるためあさやけをまつ)

今ここにある景色を守るため朝焼けを待つ

(はな、とり、かぜ、つきときはうつろいきおくはかなく)

花、鳥、風、月時は移ろい記憶はかなく

(あなたのとなりにいたいそれだけがいのちのりゆう)

あなたの隣にいたいそれだけが命の理由

(ほしたちはさびしげにひかりはなちどこへいくの)

星たちは寂しげに光放ちどこへ行くの

(かがやきがうかぶやみはこどくひたるうみのようで)

輝きが浮かぶ闇は孤独ひたる海のようで

(そらをかきまぜふきあれるのはおくびょうかぜかおいかぜか)

空をかき混ぜ吹き荒れるのは臆病風か追い風か

(あのひとかわらぬえがおをまもるためいまたちむかう)

あの日と変わらぬ笑顔を守るため今立ち向かう

(みなづきのあめにうたれきさらぎのゆきにふかれ)

水無月の雨に打たれ如月の雪に吹かれ

(あたたかいあのこもりうたさがしてはそらみあげる)

あたたかいあの子守唄探しては空見上げる

(かちょうふうげつてんじょうむきゅうならばなににおびえよう？)

花鳥風月天壌無窮ならば何に怯えよう？

(このいのちがかえりつくはあいあいあい)

この命が還り着くは愛愛愛

(かなしみのこうやにだってよろこびのたねがねむってる)

悲しみの荒野にだって喜びの種が眠ってる

(このなみだだいちをぬらしさかせよう)

この涙大地を濡らし咲かせよう

(はな、とり、かぜ、つきときはうつろいきおくはかなく)

花、鳥、風、月時は移ろい記憶はかなく

(あなたのとなりにいたいそれだけがいのちのりゆう)

あなたの隣にいたいそれだけが命の理由