位置エネルギー

(かなえずにきえてったゆめがいくつもあった)

叶えずに消えてった夢がいくつもあった

(なりたかったじぶんとはまぎゃくになりはてた)

なりたかった自分とは真逆になり果てた

(うまくいかないことはだれかさんのせいにして)

上手くいかないことは誰かさんのせいにして

(かぎかけたへやのなかいちにちじゅうねころんでた)

鍵掛けた部屋の中一日中寝転んでた

(じぶんのむりょくさあきらめてじぶんのむきりょくせいとうか)

自分の無力さ諦めて自分の無気力正当化

(よこたわってしぬのをまってでもむなしくてもういやになった)

横たわって死ぬのを待ってでも虚しくてもう嫌になった

(だけどぼくはきづいたこのせいめいにひびくおと)

だけど僕は気付いたこの生命に響く音

(いつのまにかじぶんがはなっていたしぐなる)

いつの間にか自分が放っていたシグナル

(からっぽだっていいそこにからっぽがあるから)

からっぽだっていいそこにからっぽがあるから

(ぜんしんもこうたいもないへいこうせんのうえぼくのなかのいちえねるぎー)

前進も後退もない平行線の上僕の中の位置エネルギー

(ここからぼくはどんなばしょをめざそうか？)

ここから僕はどんな場所を目指そうか？

(えんえんとつづいてるみちのさきでおきることおもいえがくよ)

延々と続いてる道の先で起きること思い描くよ

(たいようがまぶしいからふかいやみにこいしてた)

太陽がまぶしいから深い闇に恋してた

(やすらぎとひきかえにこきゅうするいみなくした)

安らぎと引き換えに呼吸するいみ無くした

(あわててはしりだしたそんざいのかちはどこだ)

慌てて走り出した存在の価値はどこだ

(すうねんぶりのひかりでとりもどしたりんかく)

数年ぶりの光で取り戻した輪郭

(からっぽだっていいそそがれるものあるから)

からっぽだっていい注がれるものあるから

(ぜんしんのぼうだいなせいめいのせんざいせいが)

全身の膨大な生命の潜在性が

(いまかいまかとたいみんぐをまつ)

今か今かとタイミングを待つ

(ここからぼくはどんなばしょへもいけるのさ)

ここから僕はどんな場所へも行けるのさ

(ゆうもうにかかんにだいろっかんしんじていざすすめおもいのままに)

勇猛に果敢に第六感信じていざ進め思いのままに

(からっぽだっていいそこにからっぽがあるから)

からっぽだっていいそこにからっぽがあるから

(ぜんしんもこうたいもないへいこうせんのうえぼくのなかのいちえねるぎー)

前進も後退もない平行線の上僕の中の位置エネルギー

(ここからぼくはどんなばしょへもいけるのさ)

ここから僕はどんな場所へも行けるのさ

(ゆうもうにかかんにだいろっかんしんじていざすすめおもいのままに)

勇猛に果敢に第六感信じていざ進め思いのままに