スピカ

(ふたつあるほしをひとつのなまえでよぶってたしかきみからきいたな)

二つある星を一つの名前で　呼ぶって確か君から聞いたな

(よるをこばむようにたくさんのあかりいろんないろかざるとうきょう)

夜を拒むようにたくさんの灯り　色んな色飾る東京

(よぞらさがしたあれどれだったっけな)

夜空探した　あれどれだったっけな

(なにもかもぜんぶきみにむかうから)

何もかも全部　君に向かうから

(ほらほしのひかりではなれてしまったてとてがつながるなら)

ほら星の光で　離れてしまった手と手が繋がるなら

(おぼえたほしのなまえがとどかなくなったみらいをしめすのなら)

覚えた星の名前が　届かなくなった未来を示すのなら

(ずっととなりどうしふたりぼっちしろいすぴか)

ずっと隣同士　ふたりぼっち　白いスピカ

(わりきれないこいぶんすうでといたこたえはだれかとおなじでいい)

割り切れない恋　分数で解いた　答えは誰かと同じでいい

(つきみざかのぼりうちゅうでみちくさうたうよねこのなきまねで)

月見坂のぼり　宇宙で道草　歌うよ　猫の鳴き真似で

(よるがあけるまであとどれくらいだろう)

夜が明けるまで　あとどれくらいだろう

(うそにならないできえていかないで)

嘘にならないで　消えていかないで

(まだほしのひかりがわすれそうになったおもいをつなげるなら)

まだ星の光が　忘れそうになった想いを繋げるなら

(おぼえたほしのなまえがかくれてしまったみらいをてらすのなら)

覚えた星の名前が　隠れてしまった未来を照らすのなら

(きっととなりどうしふたりぼっちしろいすぴか)

きっと隣同士　ふたりぼっち　白いスピカ

(ほらほしのひかりではなれてしまったてとてがつながるなら)

ほら星の光で　離れてしまった手と手が繋がるなら

(おぼえたほしのなまえがとどかなくなったみらいをしめすのなら)

覚えた星の名前が　届かなくなった未来を示すのなら

(このままほしのひかりがわすれそうになったおもいをつなげるなら)

このまま星の光が　忘れそうになった想いを繋げるなら

(おぼえたほしのなまえがかくれてしまったみらいをてらすのなら)

覚えた星の名前が　隠れてしまった未来を照らすのなら

(ずっととなりどうしふたりぼっちしろいすぴか)

ずっと隣同士　ふたりぼっち　白いスピカ

(やさしいやさしいこえがきこえたかなしいかなしいなみだおちた)

優しい優しい声が聞こえた　悲しい悲しい涙落ちた

(こいしいこいしいこころにはもうあえないなもうあいたいな)

恋しい恋しい　心にはもう会えないな　もう会いたいな

(ここからみえるのはとてもとおいぼくら)

ここから見えるのはとても遠い僕ら

(かこにもみらいにもみえた)

過去にも未来にも見えた