ナニカガイル

(なにかがいるよ)

何かがいるよ

(どきどきがあばれてる)

ドキドキが暴れてる

(むねのうちがわからやぶるように)

胸の内側から破るように

(きみのことみていたすきなんだこっそり)

君のこと（見ていた）　好きなんだ（こっそり）

(だれにもいえなくてがまんしてた)

誰にも言えなくて我慢してた

(いみなくぜんりょくではしるこうてい)

意味なく　全力で走る（校庭）

(わけもわからずにさけんで)

わけもわからずに叫んで

(こころにすみはじめたへんなものと)

心に棲み始めた変なものと

(どうつきあえばいいのだろう)

どう付き合えばいいのだろう

(こいはえいりあんなのか？)

恋はエイリアンなのか？

(まさかはつそうぐう)

まさか初遭遇

(からだのどこかでけはいがする)

体のどこかで気配がする

(じぶんとちがうなにかがいる)

自分と違う何かがいる

(こいはえいりあんなのか？)

恋はエイリアンなのか？

(ちきゅうがいのせいぶつ)

地球外の生物

(いつのまにかきょうぞんしているかんじょうはかたおもい)

いつのまにか共存している感情は　片思い

(きゅんきゅんがとまらない)

キュンキュンが止まらない

(いきがくるしくなるあついこどう)

息が苦しくなる熱い鼓動

(きょうしつにのこってまっていたほうかご)

教室に（残って）　待っていた（放課後）

(かくしたせつなさにかげができた)

隠した切なさに影ができた

(あいつもすきだってきいたらいばる)

あいつも好きだって聞いた（ライバル）

(ぜったいまけないとつぶやく)

絶対負けないと呟く

(こんきょないじしんとそのがんぼうは)

根拠ない自信と　その願望は

(きぎをゆらすかぜになった)

木々を揺らす風になった

(きみはういるすみたいに)

君はウイルスみたいに

(ぼくをむしばんでく)

僕を蝕んでく

(ひるまのあくむにうなされてる)

昼間の悪夢にうなされてる

(あいしたぼくがいけないんだね)

愛した僕がいけないんだね

(きみはういるすみたいにきゅうにねつをあげるよ)

君はウイルスみたいに　急に熱を上げるよ

(しらぬうちにさがしもとめてるわくちんはりょうおもい)

知らぬうちに探し求めてるワクチンは　両想い

(だれかからだれかから)

誰かから（誰かから）

(うつされたうつされた)

伝染（うつ）された　（うつされた）

(ぼくはなにとたたかえばいい？)

僕は何と戦えばいい？

(いつかはわかるさ)

いつかはわかるさ

(こいはえいりあんなのか？)

恋はエイリアンなのか？

(まさかはつそうぐう)

まさか初遭遇

(からだのどこかでけはいがする)

体のどこかで気配がする

(じぶんとちがうなにかがいる)

自分と違う何かがいる

(こいはえいりあんなのか？)

恋はエイリアンなのか？

(ちきゅうがいのせいぶつ)

地球外の生物

(いつのまにかきょうぞんしているかんじょうはかたおもい)

いつのまにか共存している感情は　片思い

(なにかがいるよ)

何かがいるよ