再演

(いまふたたびぶたいにあがれるなら)

今、再び舞台に上がれるなら

(きみはどんなうたうたう)

きみはどんな歌歌う？

(いまのこされたやくだけをたよりに)

今、遺された役だけを頼りに

(きみのみらいをえんじている)

きみの未来を演じている

(いまふたたびこのよにうまれるなら)

今、再びこの世に産まれるなら

(きみはどんなおどりおどる)

きみはどんな踊り踊る？

(いまのこされたやくだけをしるべに)

今、遺された役だけを導に

(きみのじだいをえんじている)

きみの次代を演じている

(ねえれっとうかんばかりかかえてきた)

ねえ、劣等感ばかり抱えてきた

(きみのもろいこころのそこを)

きみの脆い心の底を

(ぼくがそっとだきしめてあげる)

ぼくがそっと抱きしめてあげる

(いまならそれができるんだよ)

今ならそれができるんだよ！

(きみのなまえかたるいな)

きみの名前騙る否

(なまえさけぶいま)

名前叫ぶ今

(なまえかたるいな)

名前騙る否

(なまえさけぶせんしゅうらく)

名前叫ぶ千秋楽

(なまえかたるいな)

名前騙る否

(なまえさけぶいま)

名前叫ぶ今

(なまえかたるいな)

名前騙る否

(きみをずっといまもよんでるだろう)

きみをずっと今も呼んでるだろう？

(うまれかわってまたぶたいにたって)

生まれ変わって また 舞台に立って

(えんじるのたのしいあんこーる)

演じるの 楽しいアンコール

(いきられなかったそのさきを)

生きられなかったその先を

(こんかいはぼくらがしゅやくだから)

今回はぼくらが主役だから

(うまれかわってまたぶたいにたって)

生まれ変わって また 舞台に立って

(えんじるのえんじていたいの)

演じるの 演じていたいの

(そのおしろいおとしていいんだよ)

そのオシロイ、落としていいんだよ

(さあもういちどあそんでみようか)

さあ、もう一度遊んでみようか

(きをてらったてあそびをいま)

奇を衒った手遊びを今

(さんざんまじりあったおもいで)

散々混じり合った思い出

(みじめなけつまつにまくをとじたね)

惨めな結末に幕を閉じたね

(ふたたびぶたいにあがったなら)

再び舞台に上がったなら

(きみはどんなあいうたう)

きみはどんな愛謳う

(いまはじまったばかりのものがたりに)

今、始まったばかりの物語に

(きみとぼくのいのちうつそうか)

きみとぼくの命映そうか

(きみのなまえかたるいな)

きみの名前騙る否

(なまえさけぶいま)

名前叫ぶ今

(なまえかたるいな)

名前騙る否

(なまえさけぶせんしゅうらく)

名前叫ぶ千秋楽

(あなたのくびをしめた)

あなたの首を絞めた

(あなたとふれあった)

あなたと触れ合った

(きみをころした)

きみを殺した

(きみをあいしたあなたをあいした)

きみを愛した (あなたを愛した)

(うまれかわってまたぶたいにたって)

生まれ変わって また 舞台に立って

(えんじるのはなびのばんけっと)

演じるの 花火のバンケット

(みんながつながるせかいせん)

みんなが繋がる世界線

(こんかいはぼくらもしゅやくだから)

今回はぼくらも主役だから

(うまれかわってまたぶたいにたって)

生まれ変わって また 舞台に立って

(わらいたいのわらっていたいの)

笑いたいの 笑っていたいの

(からだがかわっても)

体が代わっても

(うまれかわってまたぶたいにたって)

生まれ変わって また 舞台に立って

(えんじるのさいこうのあんこーる)

演じるの 最高のアンコール

(きゃくほんやぶりすてたそのさきを)

脚本破り捨てたその先を

(こんどはきみといきたいから)

今度はきみと生きたいから

(うまれかわってまたぶたいにたって)

生まれ変わって また 舞台に立って

(いまならすなおにわらえるんだ)

今なら素直に 笑えるんだ

(ずっときみのそばにいたいんだよ)

ずっと君の 傍に居たいんだよ

(ほんとうにきみをあいしてるんだよ)

本当に君を、愛してるんだよ。