drop of regret

(ほしがひかるよるのうみ)

星がひかる　夜の海

(およぐいるかのゆめをみてた)

泳ぐイルカの　夢を見てた

(やみにひびくあめのおと)

闇に響く　雨の音

(わたしのほおつたう)

私の　頬伝う

(ながれおちたしずくには)

流れ落ちた　雫には

(かかえこんだよわさしずめて)

抱え込んだ　弱さ沈めて

(あさいねむりについても)

浅い眠りに　ついても

(ふたたびおぼれてゆくだけ)

再び溺れてゆくだけ

(かぞえきれないほど)

数え切れない程

(ことばかわしたけど)

言葉交わしたけど

(わかりあえているのか)

分かり合えているのか

(ふあんはつのるばかりだった)

不安は募るばかりだった

(どうしてもどうしてもまとわりついてはなれない)

どうしても　どうしても　まとわりついて離れない

(あなただけあなただけこどくのあしおと)

あなただけ　あなただけ　孤独の足音

(もういちどそのうででだきしめてくれるのなら)

もう一度　その腕で　抱きしめてくれるのなら

(だれよりもなによりもそっとつたえたい)

誰よりも　何よりも　そっと伝えたい

(あおくとおいそらのうえ)

青く遠い　空の上

(なにをあなたはおもっているの)

何を　あなたは思っているの？

(ふたりあるいたみちには)

二人　歩いた道には

(こわくてちかづけないまま)

怖くて　近づけないまま

(おいていかないでと)

置いていかないでと

(くりかえしねがって)

繰り返し願って

(うれいさけびこのてを)

憂い　叫びこの手を

(ひとつふたつきりさいていた)

一つ　二つ　切り裂いていた

(このまちはこのまちはあなたがすがたをけした)

この街は　この街は　あなたが姿を消した

(あのひからあのひからゆきがふりつもる)

あの日から　あの日から　雪が降り積もる

(こわれてくわたしにはきずつけるしかできなくて)

壊れてく　私には　傷つけるしか出来なくて

(つめあとはいつまでもきえずあざわらう)

爪痕は　いつまでも　消えず嘲笑う

(どうしてもどうしてもまとわりついてはなれない)

どうしても　どうしても　まとわりついて離れない

(あなただけあなただけこどくのあしおと)

あなただけ　あなただけ　孤独の足音

(もういちどそのうででだきしめてくれるのなら)

もう一度　その腕で　抱きしめてくれるのなら

(だれよりもなによりもそっとつたえたい)

誰よりも　何よりも　そっと伝えたい