明日咲く花

(さがしていたいかがやけるばしょへとあしたさくはなをきみにあずけるから)

探していたい輝ける場所へと　明日咲く花を君に預けるから

(かぜにさそわれていくまだみぬみちをあるいてく)

風に誘われてゆく　まだ見ぬ道を歩いてく

(ぼくのあしもとにちいさなたねがおちていた)

僕の足元に　小さな種が落ちていた

(きれいだねきみにみせようほうせきのようなひかりのたね)

綺麗だね　君に見せよう　宝石のような光の種

(いまぼくがむかうべきみちさえてらして)

今　僕が向かうべき道さえ照らして

(かがやけるばしょへいつかいけるのなら)

輝ける場所へ　いつか行けるのなら

(このほしのどこかにひかりさがしてゆく)

この地球の何処かに　光探してゆく

(ぼくがみつけたものきみがなくしたもの)

僕が見つけたのもの　君が無くしたもの

(もういちどぼくらはあるきはじめている)

もう一度僕らは　歩き始めている

(きみにきれいなたねをみてほしくてあいにいったら)

君に綺麗な種を見てほしくて　会いに行ったら

(ぼくのこのてのなかでもうかがやきをうしなっていた)

僕のこの手の中で　もう輝きを失っていた

(たいせつなことをぼくはいつのまにわすれてしまったのだろう)

大切な事を僕はいつのまに　忘れてしまったのだろう

(このたねはてのひらじゃいきてはゆけない)

この種は　手の平じゃ　生きてはゆけない

(かがやけるばしょへきっともどれるから)

輝ける場所へ　きっと戻れるから

(このほしのどこかにひかりさがしてゆく)

この地球の何処かに　光探してゆく

(あるべきすがたをまもりぬくつよさを)

あるべき姿を　守り抜く強さを

(もういちどぼくらはおもいえがいてゆくまっしろなせかいを)

もう一度僕らは　想い描いてゆく　真っ白な世界を

(ひろいそらのしたでときはながれてゆく)

広い空の下で　時は流れてゆく

(かわりゆくきせつをこえぼくらのはなさかせて)

変わりゆく季節を越え　僕らの花咲かせて

(かがやけるばしょへいつかいけるのなら)

輝ける場所へ　いつか行けるのなら

(このほしのどこかにひかりさがしてゆく)

この地球の何処かに　光探してゆく

(ぼくがみつけたものきみがなくしたもの)

僕が見つけたもの　君が無くしたもの

(あしたさくはなをつたえらえるように)

明日咲く花を伝えられるように

(あるべきすがたをまもりぬくつよさを)

あるべき姿を　守り抜く強さを

(もういちどぼくらはあるきはじめてゆく)

もう一度僕らは　歩き始めてゆく