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(おかえりやさしくだきしめたいよ)

おかえり優しく抱きしめたいよ

(ここまでとおまわりしたのかい)

ここまで遠回りしたのかい

(かわってしまったものもあるけど)

変わってしまったものもあるけど

(いまはだきしめてあげてよ)

今は抱きしめてあげてよ

(たとえばかなしくて)

例えば悲しくて

(なみだにぬれるなら)

涙に濡れるなら

(またわらえるまで)

また笑えるまで

(そばにいるよ)

そばにいるよ

(そばにいてよ)

そばにいてよ

(あめにぬれない)

雨に濡れない

(ゆきにきえない)

雪に消えない

(てりつけるひざしからも)

照りつける日差しからも

(まもれるようなやねになる)

守れるような屋根になる

(くらやみにはひかりをいれる)

暗闇には光を入れる

(とりのこえがひびくような)

鳥の声が響くような

(かぜがそよぐまどになる)

風がそよぐ窓になる

(やがてくるさよならも)

やがて来るさよならも

(だきしめてく)

抱きしめてく

(いまをきみといっしょに)

今を君と一緒に

(ただいまいくつものわかれと)

ただいまいくつもの別れと

(であいをくりかえし)

出会いを繰り返し

(ここまできた)

ここまで来た

(ぼくらはまざりあえないから)

僕らは混ざり合えないから

(きっとわかりあえるんだ)

きっと分かり合えるんだ

(おもたいにもつせおって)

重たい荷物背負って

(たちつづけて)

立ち続けて

(よごれてきずついて)

汚れて傷ついて

(またいくのかい)

また行くのかい

(またいくなら)

また行くなら

(ひとりでさびしがるこころが)

一人で寂しがる心が

(ゆめのかぎでひらくこころが)

夢の鍵で開く心が

(どこへでもいけるとびらになる)

どこへでも行ける扉になる

(きみのためにつくったばしょさ)

君のために作った場所さ

(わらうやつがいるのなら)

笑う奴がいるのなら

(すべてさえぎるかべになる)

全て遮る壁になる

(ひがおちて)

日が落ちて

(くらくなりまようときは)

暗くなり迷う時は

(あかりをともしまってる)

明かりを灯し待ってる

(かえるばしょはここにあるよ)

帰る場所はここにあるよ

(すすむときも)

進む時も

(たちどまっても)

立ち止まっても

(なんどだってここにおいで)

何度だってここにおいで

(かえるばしょさ)

帰る場所さ

(やすむばしょさ)

休む場所さ

(たびだつばしょさ)

旅立つ場所さ

(またすすみだすばしょさ)

また進み出す場所さ

(いつでもきみの)

いつでも君の

(ばしょなんだよ)

場所なんだよ

(かわったものも)

変わったものも

(かわらないものも)

変わらないものも

(すててきたのも)

捨ててきたのも

(たいせつなのも)

大切なのも

(いえないきずも)

癒えない傷も

(だいじなひとも)

大事な人も

(ありがとうも)

ありがとうも

(わすれたくないおもいも)

忘れたくない想いも

(おかえりも)

おかえりも

(いってらっしゃいも)

いってらっしゃいも

(いってきますも)

いってきますも

(ここにあるよ)

ここにあるよ

(きみとあるよぜんぶぜんぶ)

君とあるよ全部全部

(やがてくるさよならも)

やがて来るさよならも

(だきしめてく)

抱きしめてく

(いまをきみといっしょに)

今を君と一緒に