耳に落ちる涙

(ふといっしゅうかんをふりかえり)

ふと一週間を振り返り

(たのしいことはなにもなかったと)

楽しいことは何もなかったと

(おもいはじめたらかなしくなってきたんだ)

思い始めたら 悲しくなって来たんだ

(きみとぼくとのあやふやなかんけい)

君と僕とのあやふやな関係

(はっきりさせたいわけじゃないけど)

はっきりさせたいわけじゃないけど

(なぜかきになってなんどねがえりうつのだろう)

なぜか気になって 何度寝返り打つのだろう

(へやのでんきけせずずっとあかるいままで)

部屋の電気消せず ずっと明るいままで

(てんじょうをながめてたしんぐるべっどで)

天井を眺めてた シングルベッドで

(みみにおちるなみだのしずくよ)

耳に落ちる涙の雫よ

(そのあつさをぼくはわすれない)

その熱さを僕は忘れない

(めじりあふれながれてゆくんだ)

目尻溢れ 流れてゆくんだ

(じぶんのよわさだれにもみせないように)

自分の弱さ 誰にも見せないように

(なこうなこうなこうこんななつのよる)

泣こう 泣こう 泣こう こんな夏の夜

(かんがえこむたいぷじゃないって)

考えこむタイプじゃないって

(じぶんのことをおもっていたのに)

自分のことを思っていたのに

(ずっとぬけだせないせいしゅんはめいろだった)

ずっと抜け出せない 青春は迷路だった

(あるひれんらくぴたりなくなって)

ある日 連絡ピタリなくなって

(なんかむかついてさみしくなって)

何かムカついて寂しくなって

(だけどぼくからはぜったいあいにいったりしない)

だけど僕からは 絶対会いに行ったりしない

(こーひーのんだせいかやけにめがさえていて)

コーヒー飲んだせいか やけに目が冴えていて

(さっきからうごかないでじたるどけいよ)

さっきから動かないデジタル時計よ

(みみにおちてなみだにきづいた)

耳に落ちて涙に気づいた

(しらぬうちにくいをのこしてたのか？)

知らぬうちに 悔いを残してたのか？

(いまはなにもぬぐわずにいよう)

今はなにも拭わずにいよう

(おもいすべていつかかれてしまうまで)

想いすべて いつか枯れてしまうまで

(ずっとずっとずっとぼくはこのままだ)

ずっと ずっと ずっと 僕はこのままだ

(へんななきかただ)

変な泣き方だ

(みみにおちるなみだのしずくよ)

耳に落ちる涙の雫よ

(そのあつさをぼくはわすれない)

その熱さを僕は忘れない

(めじりあふれながれてゆくんだ)

目尻溢れ 流れてゆくんだ

(じぶんのよわさだれにもみせないように)

自分の弱さ 誰にも見せないように

(なこうなこうなこうこんななつのよる)

泣こう 泣こう 泣こう こんな夏の夜