ラム・タム・タガー　 -つっぱり猫 -

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはすねもの)

こいつは　すねもの

(ほしいものなどなんにもない)

欲しい物など　なんにもない

(すむところなんていらないよ)

住む所なんて　いらないよ

(よういをしてもけとばすだけだ)

用意をしても　蹴とばすだけだ

(ごしんせつだがねがいさげだぜ)

御親切だが　願いさげだぜ

(しばられないのがいきかたさ)

しばられないのが　生き方さ

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはきどりや)

こいつは　きどりや

(だれがよぼうとふりむかぬ)

誰が呼ぼうと　振りむかぬ

(わがままものだよ)

わがままものだよ

(ちゅうこくなんてそいつはごむよう)

忠告なんて　そいつは御無用

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはやっかい)

こいつは　やっかい

(なかにいるときゃでたくなる)

中にいるときゃ　出たくなる

(おもてのときはうらがわさ)

表の時は裏側さ

(かえったとたんにでかけちゃう)

帰ったとたんに　出掛けちゃう

(とじこめられるとつきやぶる)

閉じ込められると　つきやぶる

(だまったまんまでおおさわぎ)

黙ったまんまで大騒ぎ

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはすねもの)

こいつは　すねもの

(しんじるものはなにもない)

信じるものは　何もない

(わがままものだよ)

わがままものだよ

(ちゅうこくなんてそいつはごむよう)

忠告なんて　そいつは御無用

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはつっぱり)

こいつはつっぱり

(さからいぐせがしみついた)

逆らい癖が　しみついた

(さむいときにははだかだぜ)

寒いときには裸だぜ

(あついときにはたきびする)

暑いときには　たき火する

(ふゆかいならばじょうきげん)

不愉快ならば上機嫌

(きがむくときしかきがむかぬ)

気がむく時しか　気がむかぬ

(どんなことにもみみかさぬ)

どんな事にも耳貸さぬ

(きげんとるのはむだなこと)

機嫌とるのは　無駄な事

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはかわってる)

こいつは変わってる

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(ってすねものさ)

ってすねものさ

(さわりたくてもさわらせないよ)

さわりたくても　さわらせないよ

(こんなたのしいいきかたないぜ)

こんなたのしい生き方ないぜ

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはおかしい)

こいつは　おかしい

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはこなせない)

こいつは　こなせない

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(こいつはつっぱり)

こいつはつっぱり

(らむたむたがー)

ラム・タム・タガー

(かってなくらしたのしいぜ)

勝手なくらし　楽しいぜ

(わがままものだよ)

わがままものだよ

(ちゅうこくなんてそいつは)

忠告なんて　そいつは

(ごむごむごむよう)

御無～　御無～　御無用！