結い傷な
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歌詞(問題文)
(むすばれたそのかんけいにかすかなひびがみえた)
結ばれたその関係に 微かな罅(ひび)が見えた
(かすみがかるそのしんじょうでたしかなひびがきえた)
霞がかるその心情で 確かな日々が消えた
(しんじればしんじるほどにおもいはつもりゆくのに)
信じれば信じる程に 想いは積りゆくのに
(ふりはらうようなしぐさでおもいとあなたがいう)
振り払う様な仕草で 重いと貴方が言う
(うそのようなほんとうのようなことばではなれていくのね)
嘘の様な 本当の様な 言葉で離れていくのね
(そのひとみがこのしんおんがうつしだしたほんしんを)
その瞳が この心音が 映し出した 本心を
(ただいっしんにあなたのこえをにぎりしめていたのにね)
ただ一心に貴方の声を 握り締めていたのにね
(そのいっしゅんであなたのことがするどくつめたくみえたから)
その一瞬で貴方のことが 鋭く冷たく見えたから
(はりつめたいとのさきにはあなたのせがたたずんで)
張り詰めた糸の先には 貴方の背が佇んで
(あかくにごるふたりのえにしちぎれそうにきしんでいる)
赤く濁る 二人の縁(えにし) 千切れそうに軋んでいる
(ほかのだれにあなたがひかれちかづこうとうごくたびに)
他の誰に 貴方が惹かれ 近づこうと動く度に
(いとをつたっていたみはじめるあなたとむすんだところが)
糸を伝って痛み始める 貴方と結んだ ところが
(ただかんしょうざいをもとめていた)
ただ緩衝材(かんしょうざい)を求めていた
(ふりおとされるちゃくちてんに)
振り落とされる着地点に
(きずなのようにみえたそれがうらぎりつける)
絆の様に見えた其れが 裏切り付ける
(こころきずだ)
心、傷だ
(まだきえないでのこっている)
まだ消えないで残っている
(ただしゅんじゅんといたみのなかで)
ただ逡巡(しゅんじゅん)と痛みの中で
(ただいっしんにあなたのこえをにぎりしめていたのにね)
ただ一心に貴方の声を握り締めていたのにね
(そのいっしゅんであなたのことがするどくつめたくみえたから)
その一瞬で貴方のことが鋭く冷たく見えたから
(きれてはなれていくのだろう)
切れて離れていくのだろう
(にどとふれられないほどに)
二度と触れられない程に
(そのいっしょうでかんじてほしい)
その一生で感じて欲しい
(にじむわたしきずといたみを)
滲む私 傷と痛みを