うみたがり

(かくれてみつめてつなげていとめた)

隠れて　見つめて　繋げて　射止めた？

(きわめてひかえめきづいてきづいて)

（極めて控えめ）　気づいて　気づいて

(たりないものばかりずっとふえてくのほんのりつらいな)

足りないものばかりずっと増えてくの　ほんのりつらいな。

(そのたびごとなさけないじゃすまされない)

そのたびごと「情けない」じゃ済まされない。

(もっとおおげさにいたがろう)

（もっと大袈裟に痛がろう・・・！）

(そのばしのぎではだめなのにとまらぬしょうどううずかせて)

その場凌ぎではだめなのに　止まらぬ衝動　うずかせて

(またじごくのれんさにしらんかおほんとのつづきをかんがえないように)

また地獄の連鎖に知らん顔　ほんとの続きを考えないように・・・

(みそめてあわせてみほれてでれでれ)

見初めて　あわせて　見とれて　でれでれ

(いままでよわくてごめんね)

いままで　弱くて　ごめんね

(ね)

ね

(いまになってくびをぎゅっとしめてくるやさしいおもいで)

今になって、首をぎゅっと絞めてくる　優しい思い出

(のぼっただけしずむはおやくそく)

昇っただけ沈むは、お約束

(まってそういうのこわすぎる)

（待って。そういうの怖すぎる・・・！）

(あなたといっしょにわらいあうおとぎのあしたをかわいがる)

あなたと一緒に笑い合う　おとぎの明日を可愛がる、

(しらじらしくとびかういたみわけほんとのおわりをながびかせるために)

白々しく飛び交う痛み分け　ほんとの終わりを長引かせるために、

(いつまでまえをむいてもたもたすすんでくわけだ)

いつまで　前を向いて　もたもた進んでくわけだ・・・？

(いつまでかっこつけてらぶとかいうものをこねる)

いつまで　格好つけて「ラブ」とかいうものを捏ねる

(そのばしのぎではだめなのにあやしいれーるをしんじこむ)

その場凌ぎではだめなのに、　怪しいレールを信じ込む

(ものものしくでしゃばるものおもいつなげておきたいくびのかわ)

物々しく　でしゃばる物思い　繋げておきたい首の皮

(あたまがしびれてあつくなる　あなたのでんぱにとかされたい)

あたまがしびれて熱くなる　「あなたの電波に溶かされたい！」

(たどたどしいあしどりかえりみち)

たどたどしい足取り　帰り道、

(あなたのやさしさがうれしかったんだ)

あなたの優しさが嬉しかったんだ！！

(うれしかったんだ)

嬉しかったんだ。

(つくってあそんだおもいでふさいで)

つくって　あそんだ　思い出　塞いで

(どうしてうまれた)

どうして　生まれた？

(それはね)

それはね・・・

(？)

？