優しい雨

(びるのすきまかぜとかさをさすあしばやなひとたち)

ビルの隙間風と　傘をさす足早な人達

(ひとごみがにがてなきみのすがたさがしてる)

人混みが苦手な　君の姿探してる

(きみがくれたこのくつはあのひよりもよごれてる)

君がくれたこの靴は　あの日よりも汚れてる

(なんできみをおもいだすとなぜだろうけしきがにじんでく)

なんで君を思い出すと　何故だろう　景色が滲んでく

(さよならいわないでなんどでもいまなら)

さよなら言わないで　何度でも今なら

(きみがすきってすきだよっていうから)

君が好きって　好きだよって言うから

(しぐさがにてたりあくびがうつったり)

仕草が似てたり　あくびが移ったり

(それだけでしあわせだったじゃん)

それだけで幸せだったじゃん

(なぜぼくたちはであったのなんでぼくたちはかこなの)

なぜ僕たちは出会ったの？　なんで僕たちは過去なの？

(やさしいあめがほほをぬらす)

優しい雨が頬を濡らす

(どこでなにしてるのちがうひとといるのかな)

どこで何してるの？　違う人といるのかな...

(きみとぼくのものがたりはきっとはっぴーえんどだから)

君と僕の物語はきっとハッピーエンドだから

(ほかになにもいらないよぼくのとなりにいてくれないか)

他に何もいらないよ　僕の隣にいてくれないか

(どこへもいかないでいますぐだきしめて)

どこへも行かないで　今すぐ抱きしめて

(きみがすきってすきだよっていうから)

君が好きって　好きだよって言うから

(ぶきようなとこもすぐわらうくせも)

不器用なとこも　すぐ笑う癖も

(１みりもはなしたくない)

1ミリも離したくない

(なぜすれちがってしまうのなんできみはうなずかないの)

なぜすれ違ってしまうの？　なんで君は頷かないの？

(ぼくのうでがするりほどけていく)

僕の腕がするり解けていく

(またねとせをむけた)

「またね」と背を向けた

(ずるいよおいていかないで)

ずるいよ置いていかないで

(さよならいわないでなんどでもいまなら)

さよなら言わないで　何度でも今なら

(きみがすきってすきだよっていわせて)

君が好きって　好きだよって言わせて

(おそすぎるのってきみはなくからくちびるのうごきとめた)

遅すぎるのって君は泣くから　唇の動き止めた

(なぜぼくたちはであったのなんでぼくたちはかこなの)

なぜ僕たちは出会ったの？　なんで僕たちは過去なの？

(やさしいあめがほほをぬらす)

優しい雨が頬を濡らす

(やさしいあめがほほをぬらす)

優しい雨が頬を濡らす