聖者の行進

(せのたかいびるをさけてぼくらのこうしんはつづくつづく)

背の高いビルを避けて僕らの行進は続く続く

(れつをみださぬようにはみだせばふみつぶされてしまう)

列を乱さぬようにはみ出せば踏み潰されてしまう

(こころのなかでなんどもまちがってるさけんでも)

心の中で何度も間違ってる叫んでも

(つめたいあめとぶあついかべがまたぼくにてまねきをしている)

冷たい雨と分厚い壁が　また僕に手招きをしている

(つらいおもいはしなくていいぼくのよわさにつけこんで)

辛い思いはしなくていい　僕の弱さにつけ込んで

(めのまえぜんぶぶちこわせたらそのゆうきがあれば)

目の前全部ぶち壊せたら　その勇気があれば

(ただしいとおもうことだけをうたってえがいていきがとまるまで)

正しいと思う事だけを　歌って描いて息が止まるまで

(はいきゅうされたそのせいかいをただいわれたかきじゅんでなぞりつづける)

配給されたその正解をただ　言われた書き順でなぞり続ける

(かこのせいこうれいにちかくてこんとろーるのしやすい)

過去の成功例に近くてコントロールのしやすい

(かれらごのみのにんげんをめざしているわけじゃない)

彼ら好みの人間を目指しているわけじゃない

(つめたいあめとぶあついかべがまたぼくにてまねきをしている)

冷たい雨と分厚い壁が　また僕に手招きをしている

(もうみんなこっちにきているよことばたくみにゆうどうして)

もうみんなこっちに来ているよ　言葉巧みに誘導して

(めのまえぜんぶぶちこわせたらそのゆうきがあれば)

目の前全部ぶち壊せたら　その勇気があれば

(まだいっしょにいられたひとやものがあったそうかぼくはおいてきたんだ)

まだ一緒にいられた人やものがあった　そうか僕は置いて来たんだ

(なくしたこともわすれるほどにやすむことなくぼくらはすすむ)

失くした事も忘れる程に　休む事無く僕らは進む

(だれもがまもりたいときょうよりよいあすをねがうから)

誰もが守りたいと今日より良い明日を願うから

(そのきもちのせいにしてこうしんはつづいてく)

その気持ちのせいにして　行進は続いてく

(つめたいあめとぶあついかべがまたぼくにてまねきをしている)

冷たい雨と分厚い壁が　また僕に手招きをしている

(つらいおもいはしなくていいぼくのよわさにつけこんで)

辛い思いはしなくていい　僕の弱さにつけ込んで

(めのまえぜんぶぶちこわせたらそのゆうきがあれば)

目の前全部ぶち壊せたら　その勇気があれば

(ただしいとおもうことだけをうたってえがいていきがとまるまで)

正しいと思う事だけを　歌って描いて息が止まるまで