恋いしくて

(きみにさいごにうちあけたゆめのはなしのことはうまくいっているよ)

君に最後に打ち明けた　夢の話のことはうまくいっているよ

(きみといるはずだったじかんはしごとにうちこんだりなかまとすごしたり)

君といるはずだった時間は　仕事に打ち込んだり　仲間と過ごしたり

(でもなぜだろうたくさんのひとにかこまれているときほど)

でもなぜだろう　たくさんの人に囲まれているときほど

(このせかいじゅうでひとりきりなきがしてきみのすがたさがしてしまうんだ)

この世界中で一人きりな気がして　君の姿探してしまうんだ

(こいしくてきみのなをよんだよんだこころのままにあいせばよかった)

恋いしくて　君の名を　呼んだ　呼んだ　心のままに愛せば良かった

(さよならのわけをなんどもくりかえすおわりつげたのにけせない)

〝さよなら”の訳を　何度も繰り返す　終わり告げたのに消せない

(あめはいつもやむときをおしえてはくれずにただただふりつづく)

雨はいつも止むときを教えてはくれずに　ただただ降り続く

(いつもとおなじじかんどおりのさいしゅうでんしゃのなかよりそうこいびとたち)

いつもと同じ時間通りの最終電車の中　寄り添う恋人たち

(ふいにきもちがあのひとかさなるおもいはあせずに)

ふいに気持ちがあの日と重なる　思いは褪せずに

(じかんはたつのにくものはれないそらのなみだがまだとまらないんだ)

時間は経つのに　雲の晴れない空の　涙がまだ止まらないんだ

(こいしくてきみのなをよんだよんだこころのままにあいせばよかった)

恋いしくて　君の名を呼んだ　呼んだ　心のままに愛せば良かった

(おくびょうになってたんだたとえばきみがそこにさくはなならば)

臆病になってたんだ　たとえば君がそこに咲く花ならば

(みずをそそぎすぎからすまもりすぎてひざしとざす)

水を注ぎすぎ枯らす　守りすぎて日差し閉ざす

(わからなくなるほどきみのことｉｍｉｓｓｙｏｕ)

分からなくなるほど　君のこと　I miss you

(あますぎるみつはそのあまさゆえにきらわれ)

甘すぎる蜜は　その甘さゆえに嫌われ

(ぜつみょうなばらんすがほらくずれはじめたときこわくなって)

絶妙なバランスが　ほら　崩れ始めたとき怖くなって

(なにがたいせつかをわかったふりしてはなしてしまったあいを)

何が大切かを　分かった振りして　離してしまった　愛を

(わかれはであいのはじまりだっていいきかせてきょうもぼくはあるいてくけど)

別れは出会いの始まりだって　言い聞かせて　今日も僕は歩いてくけど

(こいしくてきみのなをよんだよんだこころがりかいしてくれないんだ)

恋いしくて　君の名を　呼んだ　呼んだ　心が理解してくれないんだ

(さよならのわけをなんどもくりかえすおわりつげたのに)

〝さよなら”の訳を　何度も繰り返す　終わり告げたのに

(いまはもうあえないとわかっているのにぼくはまだりゆうをさがしている)

今はもう逢えないと　分かっているのに　僕はまだ理由を探している

(さよならのわけをなんどもくりかえすこころにうそがつけなくて)

〝さよなら”の訳を何度も繰り返す　心に嘘がつけなくて