Vermelho－ヴェルメリオ－

(だってそこでめぐりあったじゃない)

だってそこで巡り合ったじゃない

(はいいろのつめたいそらにふりやまぬゆき)

灰色の冷たい空に降りやまぬ雪

(すていうぃずみー)

Stay with me

(きっとだれもわかってくれない)

きっと誰もわかってくれない

(あつくいたむもえるようなひとみのおくは)

熱く痛む燃えるような瞳の奥は

(ヴぇるめりお)

Vermelho

(なんどもつないだてとてに)

何度もつないだ手と手に

(よろこびとしあわせをにぎらせたまえ)

喜びと幸せを握らせたまえ

(あなたがなまえをかえてもあなたがこえをかえても)

あなたが名前を変えても　あなたが声を変えても

(そうわたしにはわかる)

そう　私にはわかる

(ひらかないとびらのまえでないていたあどけないめが)

開かない扉の前で　泣いていたあどけない目が

(そうかたったりゆにおん)

そう　語ったReunion

(なつかしいにおいはくれまちすでしょうか)

懐かしい匂いは　クレマチスでしょうか

(もっとそばによりそっていたい)

もっとそばに寄りそっていたい

(えいきゅうとうどのなかにうもれたきおくごと)

永久凍土の中に埋もれた記憶ごと

(すていうぃずみー)

Stay with me

(ないふをあてててんてんとこぼれた)

ナイフを当てて点々とこぼれた

(あたたかくてあざやかなけつえきのような)

温かくて鮮やかな血液のような

(ヴぇるめりお)

Vermelho

(さんじゅうななどのびねつで)

37度の微熱で

(そのきおくすこしずつとかしてゆくの)

その記憶少しずつ溶かしてゆくの

(あらぶるとりのくちばしでついばまれたものたちのうたが)

荒ぶる鳥のくちばしで　ついばまれた者たちの歌が

(きこえてきます)

聞こえて来ます

(きっさきがぶつかりあうようなはがねのきしんだこえが)

切先がぶつかり合うような　はがねの軋んだ声が

(となえるまっどねす)

唱えるMadness

(どうかそのくちびるとじてえみをください)

どうかその唇　閉じて笑みをください

(あなたがなまえをかえてもあなたがこえをかえても)

あなたが名前を変えても　あなたが声を変えても

(そうわたしにはわかる)

そう　私にはわかる

(ひらかないとびらのまえでないていたあどけないめが)

開かない扉の前で　泣いていたあどけない目が

(そうかたったりゆにおん)

そう　語ったReunion

(なつかしいにおいはくれまちすでしょうか)

懐かしい匂いは　クレマチスでしょうか