完全性コンプレックス

(つなぐひびにいみはあるのかみさまのひまつぶしのせかいひとにかちなんかないでしょ。)

繋ぐ日々に意味はあるの神様の暇つぶしの世界　人に価値なんか無いでしょ。

(しんでもなにもかわらないいきててもしんでもおなじならぼくはいきるをえらぶよ)

死んでも何も変わらない生きてても死んでも同じなら　僕は生きるを選ぶよ

(いてもいなくてもおなじでもせめてなにかをのこすさ。)

いてもいなくても同じでも　せめて何かを残すさ。

(こわい、あいまいなみらいつらい、いたいくらいかこもういやだ、かんじょうふさいでしまいたい)

怖い、曖昧な未来つらい、痛いくらい　過去もう嫌だ、感情　塞いでしまいたい

(わらってもないてもおなじでもぼくはなくよ、わらうよあざわらわれてなんどきずついても)

笑っても泣いても同じでも　僕は泣くよ、笑うよ　嘲笑われて何度傷付いても

(わらいとばしてみせるさかんぜんのぼくじゃないとねぼくはぼくをあいせないよ)

笑い飛ばして見せるさ　完全の僕じゃないとね　僕は僕を愛せないよ

(うつろうものはよわいからかんじょうはじゃまになるだけ)

うつろうものは弱いから　感情は邪魔になるだけ

(ならきどあいらくにいみはないでしょつよくなれずくるしいだけ)

なら　喜怒哀楽に意味はないでしょ　強くなれず苦しいだけ

(かんじょうはいつもよけいででもどこかあたたかいんもんだろかんぜんじゃなくて)

感情はいつも余計で　でもどこか温かいんもんだろ　完全じゃなくて

(ふあんていなものを＜こころ＞とよびたいな)

不安定なものを＜心＞と呼びたいな

(いきててもしんでもおなじかはいきぬいてからきめるよ)

生きてても死んでも同じかは　生き抜いてから決めるよ

(わらってもないてもむくわれなくてもそんないのちをあいすよ)

笑っても泣いても　報われなくても　そんな命を愛すよ

(かんぜんなものなどもうなにもなくていいよ)

完全なものなどもう　何も　無くて　いいよ

(とうしんだいでいい、そう、いいよ。)

等身大でいい、そう、いいよ。

(「いいの？」いいよ。)

『いいの？』　いいよ。

(「いいの」「いいの」いいよ。)

『いいの』　『いいの』　いいよ。