ソノリティ　R sound design

(あさのひかりまどろむまち)

朝の光　微睡む街

(くすみないせかいはそうぜんに)

くすみ無い世界は蒼然に

(およぐそのらひびくそるふぁ)

泳ぐソノラ　響くソルファ

(とうめいなくうきがうたう)

透明な空気が歌う

(ぼくらいつのまにやらおとなになって)

僕らいつの間にやら大人になって

(やがてすべてわすれて)

やがてすべて忘れて

(かすんだひとみでみあげたそら)

霞んだ瞳で見上げた空

(にじがわらった)

虹が笑った

(なないろのほうぶつせんがかかるみらいをゆめみてはただいきをしてる)

七色の放物線が架かる未来を夢見てはただ息をしてる

(きょうかいせんをまたぐゆうきももてはしないのに)

境界線をまたぐ勇気も持てはしないのに

(びるのたにまでうなだれていたぼくたちのあわいきぼうのめが)

ビルの谷間で項垂れていた僕たちの淡い希望の芽が

(かれないようにぶきようにどんなうたをそそごう？)

枯れないように不器用にどんな歌を注ごう？

(うれいのなかおわるひびと)

憂いの中終わる日々と

(あざやかなせかいのはくめいに)

鮮やかな世界の薄明に

(ゆれるそのらおどるそるふぁ)

揺れるソノラ　踊るソルファ

(とうめいなこーどでうたう)

透明なコードで歌う

(ぼくらこうしてるまにおとなになって)

僕らこうしてる間に大人になって

(すぐにすべていやになって)

すぐに全て嫌になって

(そまりゆくそらのほしをさがしてしずんでくだけ)

染まりゆく空の星を探して沈んでくだけ

(あわくなるいろ)

淡くなる色

(やがてせかいをやみがつつみこんで)

やがて世界を闇が包み込んで

(そらにかけるひとすじのひかり)

空に翔ける一筋の光

(よるのとばりぐんじょうのまち)

夜の帳　群青の街

(にごりないせかいのせいじゃくに)

濁り無い世界の清寂に

(つきのそのらほしのそるふぁ)

月のソノラ　星のソルファ

(とうめいなもーどでうたう)

透明なモードで歌う

(ぼくらぎんがのはてからゆめをもって)

ボクら銀河の果てから夢を持って

(ほうきぼしにまたがって)

箒星に跨って

(つかれたせかいでおとなになったきみにとどける)

疲れた世界で大人になったキミに届ける

(「このうたを」)

「この歌を」

(かいがんせんからみえるまちやそらのふち)

海岸線から見える街や空の淵

(ひとびとのむれに)

人々の群れに

(たいようけいをめぐりめぐってみらいをはこぶ)

太陽系を巡り巡って未来を運ぶ

(かんじょうせんをはしるせかいとおきざったひとびとのゆめを)

環状線を走る世界と置き去った人々の夢を

(へいこうせんをよりあわすようにつむぎだすよ)

平行線を縒り合わすように紡ぎ出すよ

(ほうぶつせんがかかるみらいをゆめみてはまだいきをしてる？)

放物線が架かる未来を夢見てはまだ息をしてる？

(きょうかいせんをまたぐゆうきはもてたのかい？)

境界線を跨ぐ勇気は持てたのかい？

(びるのたにまでうなだれていたぼくたちのあわいきぼうのめが)

ビルの谷間で項垂れていたボクたちの淡い希望の芽が

(かれないようにぶきようにこんなうたをそそごう)

枯れないように不器用にこんな歌を注ごう