工事契約

(こうじしんこうきじゅんとはこうじけいやくにかんして)

工事進行基準とは　工事契約に関して

(こうじしゅうえきそうがくこうじげんかそうがくおよびけっさんびにおけるこうじしんちょくどを)

工事収益総額　工事原価総額及び決算日における工事進捗度を

(ごうりてきにみつもりこれにおうじてとうきのこうじしゅうえきおよびこうじげんかを)

合理的に見積り　これに応じて当期の工事収益及び工事原価を

(にんしきするほうほうをいう)

認識する方法をいう

(こうじかんせいきじゅんとはこうじけいやくにかんしてこうじがかんせいし)

工事完成基準とは　工事契約に関して　工事が完成し

(もくてきぶつのひきわたしをいったじてんで)

目的物の引渡しを行った時点で

(こうじしゅうえきおよびこうじげんかをにんしきするほうほうをいう)

工事収益及び工事原価を認識する方法をいう

(おなじようなうけおいこうじげんかであってもきぎょうのせんたくにより)

同じような請負工事原価であっても　企業の選択により

(ことなるしゅうえきなどのにんしききじゅんがてきようされるけっか)

異なる収益等の認識基準が適用される結果

(ざいむしょひょうかんのひかくかのうせいがそこなわれるばあいがあるとのしてきがなされていた)

財務諸表間の比較可能性が損なわれる場合があるとの指摘がなされていた

(じゅうらいからこうじしんこうきじゅんがみとめられてきたのは)

従来から工事進行基準が認められてきたのは

(けいやくによってひきわたしのあいてかたおよびうけおいきんがくがかくていしていることで)

契約によって引渡しの相手方及び請負金額が確定していることで

(しゅうえきのかくとくがほしょうされておりかんせいひきわたしまで)

収益の獲得が保証されており　完成・引渡しまで

(しゅうえきのにんしきをくりのべるりゆうがないとかんがえられてきたためである)

収益の認識を繰延べる理由がないと考えられてきたためである

(またきかんぎょうせきはんていのかんてんからはかんせいひきわたしのきまで)

また　期間業績判定の観点からは完成引渡しの期まで

(りえきをけいじょうしないこうじかんせいきじゅんにはもんだいがあるといえるためである)

利益を計上しない工事完成基準には問題があるといえるためである