神様の涙

(ここにきてたちどまっている)

ここにきて立ち止まっている

(あといっぽふみだせずにいる)

あと一歩踏み出せずにいる

(もやもやがきえなくて)

もやもやが消えなくて

(だれかのせいにしちゃって)

誰かのせいにしちゃって

(うやむやにしたままいたいいたいいたい)

うやむやにしたまま痛い痛い痛い

(いつだっけじしんをなくしてじぶんをみうしなって)

いつだっけ自信を無くして自分を見失って

(これまるめてなげだしたいなっておもってせかいになかゆびたてた)

これ丸めて投げ出したいなって思って世界に中指立てた

(わたしのまいにちはころんでつまずきばかりだけど)

私の毎日は転んで躓きばかりだけど

(ずっとわらってたいなもうなみだなんてしらない)

ずっと笑ってたいなもう涙なんて知らない

(わたしのかわりにはしってよ)

私の代わりに走ってよ

(でもあなたのかわりはいないんだって)

でもあなたの代わりはいないんだって

(もやもやをぬけだしてもふいにおもいだしてしまう)

もやもやを抜け出しても不意に思い出してしまう

(きらきらだったあのころときらいなあのひとを)

キラキラだったあの頃と嫌いなあの人を

(いつだっけなみだがじゃましてあなたをみうしなって)

いつだっけ涙が邪魔してあなたを見失って

(このせかいうそばっかりだっておもってそらになげいていたけど)

この世界うそばっかりだって思って空に嘆いていたけど

(つらいこともあればたのしいこともあって)

つらいこともあれば楽しいこともあって

(ああずっとわらってたいなこえあげてなかないで)

ああずっと笑ってたいな声上げて泣かないで

(かみさまはせかいになみだをあげました)

神様は世界に涙を上げました

(こころのおきばしょつくってあげました)

心の置き場所作ってあげました

(ひざのすりきずはふえるいっぽうです)

膝の擦り傷は増える一方です

(それでもあなたはあいをしんじますか)

それでもあなたは愛を信じますか

(いつだっけじしんをなくしてじぶんをみうしなって)

いつだっけ自信を無くして自分を見失って

(これまるめてなげだしたいなっておもってせかいになかゆびたてた)

これ丸めて投げ出したいなって思って世界に中指立てた

(わたしのまいにちはころんでつまずきばかりだけど)

私の毎日は転んでつまずきばかりだけど

(ずっとわらってたいな)

ずっと笑ってたいな

(なみだはいつしかあなたのかてになって)

涙はいつしかあなたの糧になって

(もうはなれないはなさないからそのてをちゃんとにぎっていてね)

もう離れない離さないからその手をちゃんと握っていてね

(たのしいだけではあるけないせかいのまんなかで)

楽しいだけでは歩けない世界の真ん中で

(ああずっとわらってたいなもうなみだなんてしらない)

ああずっと笑ってたいなもう涙なんて知らない

(なみだなんてしらない)

涙なんて知らない