冷たい影

(ひえたそらからとけこむあわいゆき)

冷えた空から溶け込む淡い雪

(すべてはこのだいちのなかすいこまれゆくのですね)

すべてはこの大地の中すい込まれゆくのですね

(おおきなてのひらわたしをつつんでいたぬくもりまたおもいだしては)

大きな手のひら私を包んでいた温もりまた思い出しては

(うたかたのよつめたいかげ)

泡沫（うたかた）の世冷たい影

(ゆらゆらゆらぐのはこころでしょう)

ゆらゆら揺らぐのは心でしょう

(けせぬいのりがほらねともされてさまよう)

消せぬ祈りがほらね灯されてさまよう

(ながれるかげふみとらわれてゆく)

流れる影ふみとらわれてゆく

(ねぇそばにいてきこえるわがこえは・・・とおく・・・)

ねぇそばにいて聞こえる我声は…遠く…

(とおりすぎてゆくまちなみいろあせてまたくる)

通り過ぎてゆく街並色褪せてまた来る

(ひのなかにおもう)

陽の中におもう

(うたかたびとつめたいかげ)

泡沫人（うたかたびと）冷たい影

(さらさらさらりこぼれおちるもの)

さらさらさらりこぼれ落ちるもの

(ときのながれとともにすぎさりしいたみ)

時の流れと共に過ぎ去りし痛み

(のこされたのはみたされたきおく)

残されたのは満たされた記憶

(ａｈ－もろさゆえただかがやきつづけ・・・ｈｕｍ－・・・)

ah-もろさゆえただ輝き続け…hum-…

(いまはれてなおはださむいきせつのそら)

今晴れてなお肌寒い季節の空

(なんてすんでるけしきをみせる)

なんて澄んでる景色をみせる

(かぜのはなはどこへ・・・ｉｃａｎ’ｔｓｅｅ・・・)

風の花は何処へ…I can't see…

(どんなこうふくにもかなしみがまざる)

どんな幸福にも哀しみが混ざる

(そんなふうにしかみらいをいきられぬきがします)

そんな風にしか未来を生きられぬ気がします

(あともどりさきばしりゆめをみて)

後戻り先走り夢をみて

(あるけないよつめたいかげがさす)

歩けないよ冷たい影が刺す

(ｌａ－ｌａ－ｌａ－ｌａ－・・・・・・)

la-la-la-la-……

(けせぬいのりがほらねともされてさまよう)

消せぬ祈りがほらね灯されてさまよう

(ながれるかげふみとらわれてゆく)

流れる影ふみとらわれてゆく

(ねぇそばにいてきこえるわがこえは・・・ｎｍ－・・・)

ねぇそばにいて聞こえる我が声は…nm-…