眠れぬ森の君のため

(あのよるぼくはふぇすにでたいとはなした)

あの夜僕はフェスに出たいと話した

(あのよるぼくはｃｄをだしたいといった)

あの夜僕はＣＤを出したいと言った

(あのよるきみのことをうたったきょくをかいた)

あの夜君の事を歌った曲を書いた

(あのよるおなじけしきをみたいとおもった)

あの夜同じ景色を見たいと思った

(あのよるぼくはひとつやくそくをした)

あの夜僕はひとつ約束をした

(あのよるすごいけしきをみせてやるといった)

あの夜すごい景色を見せてやると言った

(ねむれぬもりのきみのためにさめないゆめをみせてやろうとおもった)

眠れぬ森の君のために　覚めない夢を見せてやろうと思った

(ぼくがｃｄをだしたらきみはこっそりたわれこにいって)

僕がＣＤを出したら　君はこっそりタワレコに行って

(きょろきょろあたりをみわたしながらはんべそをかくのさ)

きょろきょろあたりを見渡しながら半ベソをかくのさ

(とくてんのかんばっちをこっそりりゅっくにつけてさ)

特典の缶バッチをこっそりリュックにつけてさ

(なんでもないふりをして)

なんでもないフリをして

(もしもやりなおせたならとなんどもかんがえたんだけど)

もしもやり直せたならと　何度も考えたんだけど

(ぼくはやっぱりぎたーをひいてばかりで)

僕はやっぱりギターを弾いてばかりで

(けっきょくなにもかわらないんだろうなぁ)

結局何も変わらないんだろうなぁ

(うまくはいかなかったけどこれでよかったのかもな)

うまくはいかなかったけどこれでよかったのかもな

(まだきみにあげたうたきいてくれているのかな)

まだ君にあげた歌　聴いてくれているのかな

(ぼくがてれびにでたらきみはろくがのよやくして)

僕がＴＶに出たら　君は録画の予約して

(せいざでがめんをみつめながらなみだながしてよ)

星座で画面を見つめながら涙流してよ

(すったことないたばここっそりくちにくわえてさ)

吸ったことない煙草　こっそり口にくわえてさ

(あのひのよるのぼくのまねをして)

あの日の夜の僕のまねをして

(ぼくがすてーじにたったらきみはすこしはなれたとこにいて)

僕がステージに立ったら　君は少し離れたとこにいて

(ばれないようにしたをむきながらはんべそをかくのさ)

ばれないように下を向きながら半ベソをかくのさ

(しょうめいがてらすたびきみのなみだがひかるからばれてるよ)

照明が照らす度　君の涙が光るから　ばれてるよ

(ぼくがすてーじをおりたらなりやまないはくしゅがきこえて)

僕がステージを降りたら　鳴り止まない拍手が聞こえて

(きみはきょろきょろまわりをみわたしながらなみだをながすのさ)

君はきょろきょろ周りを見渡しながら涙を流すのさ

(ねむれぬもりのきみにあげるよさめないゆめを)

眠れぬ森の君にあげるよ　覚めない夢を